風待ちのひと

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ホテルでの避難中に読んだ『風待ちのひと』

伊吹有喜さんのデビュー作で第三回ポプラ社小説大賞特別賞受賞作です。
伊吹さんの作品を読んだのは初めてですが、伊吹さんはドラマで見た『四十九日のレシピ』の原作者と知って気になっていた作家さん。

『風待ちのひと』は心の風邪を引いた主人公が生きる喜びをみつける大人の恋愛小説ですが
とっても心が和んで、あったかくなれる小説でした。


自分ではどうしようもないときやどうすることもできないことって誰にでもあること。
頑張れって言うことはとても簡単でとても残酷。
頑張らなくてもいいときだってあるよ。
そうは思うけど、頑張らないでいいときって、何を思い、何をしてたらいいのだろう…。
時々、不安になって焦る気持ちが生まれたり…。

今回のタイの洪水で気持ちのやり場がなかったときにこの本を読みました。

この本を読んでいると、頑張らないでいいとき、それは「風を待ってるとき」なのかも…って。
だから今は何かを考えなければ、何かをしなければと焦ることもなく、ただ風が吹くのを待っているだけで
それだけでいいのかも…
そんなふうに思うとすぅ~っと心が軽くなりました。
そうしたら勇気が湧いてきました。
もう少ししたら風が吹いてくる。その風にのってみたらいいかも。今はその時を待ってみよう。
そんな気持ちになれる素敵な本でした。


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by azu-azumy | 2011-10-28 12:03 | 読書 | Trackback | Comments(0)

“微笑みの国”での暮らしと大好きな“カービング”や“読書”のことを         


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