2012年7月に読んだ本

azumyの本棚 - 2012年07月 (13作品)
境遇
湊かなえ
読了日:07月02日
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ふたつめの月
近藤史恵
読了日:07月12日
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曾根崎心中
角田光代
読了日:07月30日
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気が付けばもう8月なのですね・・・
そんなわけで(どんなわけなのか・・・?)、7月の読書memo紹介の日になりました^^
7月に読んだ本は13冊!
今月もazumyの身勝手評価にお付き合いくださいませ。

★★★★をつけたのは4冊。
うち2冊は万城目学さんの本。
万城目さんの作品はこれでトータル4冊読んだことになりますが、すべて★★★★です!
これって、私にとってはかなりすごいです。
なのでこれからは「好きな作家さんは?」と聞かれたら「万城目学さん」も加えます。
って、何故、上から目線なのでしょう・・・(^_^;)

【ザ・万歩計】 万城目学著
万城目さんの面白いと評判だったエッセイを読んでみました。
個人的にはエッセイがあまり得意ではないのですが、これは面白かった!
万城目さんの大阪人魂を感じたような…(笑)。
私も大阪人なので当然、ふつうに大阪弁をしゃべる。
でも、文字にするときは標準語になる。
ときどき標準語だと思いこんでいたものが、大阪弁だったことに気づき、軽いショックを受けたこともあるけれど、それが小説を書く万城目さんも経験することだと知り、かなり嬉しくなった。
で、その大阪弁。
万城目さん曰く「大阪弁の文章はひらがなが多く読みにくい」。
そう!その通りだと思うと同時に私だけじゃなかった~と、これまた嬉しくなった。
瀬尾まいこさんの【戸村飯店青春100連発】の大阪弁が読みにくかったのだ。
大阪人なのに、大阪を離れて5年しかたっていないのに、大阪力が落ちてきたのか…、と切なくなっていた私を万城目さんが勇気づけてくれた~!

【プリンセル・トヨトミ】 万城目学著
【プリンセス・トヨトミ】は重たい本です。
重たいと言っても内容が辛くて精神的に重たい、というのではなく、中身がぎゅっと詰まっているというか、凝縮されているというか・・・。
あんこがこれどもか~と詰められたあんぱんのような・・・。
筋肉質の体のような・・・。
そう計算された筋肉美!といった感じ。
久々に時間をかけて堪能した本でした。
「万城目学は面白いから読んでみて!」と夫にすすめてみました。
夫の感想は「万城目は天才や~!」(笑)。
その後、私の本棚から【鴨川ホルモー】を引っ張り出して読んでいた。
夫婦で万城目にやられたー!

【パスタマシーンの幽霊】 川上弘美著
「川上弘美の文章は美しい」
どこかで誰かが書いていたこと。
そのことはずっと頭のすみに記憶されていた。
私が最初に読んだ川上さんの本は『センセイの鞄』
その時はそのことをそれほど感じなかったけど…
この本を読んで「川上弘美の文章は優しい」と思った。
小川のようにさらさら~と心に流れこんでくるような感じ。
大きな波も、とつぜん深みにはまるようなこともないけれど
安心して流れに身をまかせてみようと思えるような・・・
川上ワールドにもう少し入り込んでみたくなった。

【強運の持ち主】 瀬尾まいこ著
内容を全く知らないまま、たまたま手にした瀬尾まいこさんのこの本。
主人公の職業は占い師。
わわっ、わわわ…
そんなお話についていけるだろうか・・・
と、不安になったのもつかのま。
かなり好きなお話でした(笑)。
占いには全くと言っていいほど興味のない私。
でも、占いは運命を左右するものではなく、進むべき道に迷った時にほんのちょっと背中を押してくれるもの。
それも自分が踏み出そうとした足の方へ。
そう思うと、占いもちょっといいかも・・・
なんて柄にもないことを思ってしまった(笑)。

★★★をつけたのは9冊。
【境遇】 湊かなえ著
一気に読み終えました。
「境遇が同じだから」それがふたりを強く結びつけた。
でも、それがふたりを「境遇」にしばりつけることになったのかも…

【戸村飯店青春100連発】 瀬尾まいこ著
大阪の下町にある中華料理店『戸村飯店』の兄弟、ヘイスケとコウスケの物語。
全編にわたって大阪弁満載。
吉本新喜劇の懐かしいギャグ満載。

【さよなら、そしてこんにちは】 荻原浩著
表題作「さよなら、そしてこんにちは」を含む7編の短編集。
「さよなら、そしてこんにちは」も好きだけど、一番おもしろかったのは「寿し辰のいちばん長い日」
腕に覚えがある、こだわり職人の「寿し辰」の主人。
「こだわり」は自信があるからこそで美徳だと思う。
でもそこには「いい塩梅」が必要なのかも。
こだわりも度が過ぎると自分を見失ってしまうことになって、こんな結末を迎えるのこともあるのかも…
結末には、うわぁ~そうきたか!と思いつつ、ちょっと笑ってしまう。

【硝子のハンマー】 貴志 祐介著
この本を手にしたのは、大野くん主演の『鍵のかかった部屋』を見たのがきっかけ。
だからどうしても、榎本のセリフが頭の中で大野くん調になってしまう~(笑)。
まぁ、大野くんファンの私としてはそれもまた楽しみだったりするのですが・・・
やっぱり原作の方が面白い。
ドラマでは大野くんひとりのキャラが立っていたけれど、原作では弁護士の青砥さんがしっかりしているのがいい!
榎本のほんとの姿をしっかり見破っていたし。

【ふたつめの月】 近藤史恵著
近藤史恵さんのほんわかミステリー。
『賢者はベンチで思索する』の続編。
普段の生活の中で「どうして?」「なんかちょっと変?」と思うことってあるけど・・・
それはもしかしたら小さなミステリーなのかも。
自分では気づかないでいる身近にあるミステリーって、謎を解いてみたら「知らなければよかった」と思うこともあるだろうけど
知ったからこそ前に進めることもあるのかも。
無意識のうちに避けて通っていたこと。
「棘がささったまま歩いても、早く歩けないよ」
そうだなぁ・・・。

【恋人たちの誤算】 唯川恵著
唯川さんの大人の恋愛小説です。
遠い日の「金曜日の妻たちへ」を思い起こさせるような・・・

【乙女なげやり】 三浦しをん著
三浦しをんさんのエッセイ。
裏表紙には「威勢よく脱力できる、痛快ヘタレ日常エッセイ」と書かれているが、ほんと威勢よく脱力できました(笑)。
「乙女なげやり」というタイトルも面白いが、4章立てのそれぞれが「乙女寄り道」・「乙女病みがち」・「乙女たぎる血」・「乙女総立ち」とこれまた面白い。
三浦さんとお母さん、弟とのやりとりには思わず吹き出してしまう。
そして、ガクトのことを「女で食べていける」と書いているところでは、妙に納得してしまった。
なかなか面白いエッセイでした。

【私はコンシェルジュ】阿部 佳著
ホテルの「コンシェルジュ」という職業。
その内容はよく知らなかった。
この本を読んで「コンシェルジュ」という職業の奥深さを知ると同時に、どんな職業でもプロに徹するということの難しさと素晴らしさを感じた。
最近、自分でホテルの予約をするようになり、ホテルを身近に感じるようになった。
と、同時にホテルが「泊まる場所」から「過ごす場所」に変化した。
そうなると、ホテルのスタッフの対応や動きに否が応でも目が行く。
そしてこのスタッフの対応がホテルでの時間の快適さを左右することも知らされた。
今までは、快適さはホテル側が提供してくれるものと思っていたけれど、快適に過ごすためには自分自身がホテルを上手に利用しなければならないんだ、とこの本よ読んで感じた。
これからはもっとホテルを上手に使おう!そして、もっと楽しもう!と思う。

【曽根崎心中】 角田光代著
角田光代さんが近松門左衛門の『曾根崎心中』を小説化。
近松作品を読んだことがないので、何とも言えないけれど・・・
原作を読んでみたいと思ったのは確か。


さて、8月はどんな本に出会えるでしょう~。
楽しみです♪♪



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Commented by k.hassy at 2012-08-04 21:32 x
今回もたくさんの本を読んでるのですね。azumyさんの紹介本は読んでみたくなります。万城目学…私もぜひ読んでみたいです。前に紹介してもらった「象の背中」読み始めてます。
最近読んで面白かったのは、有川浩「三匹のおっさん」です。これは夫のおススメです。定年間近の身には刺激になったようです。
Commented by azu-azumy at 2012-08-05 10:36
**k.hassyさん**
おはよう~♪
7月はたくさん読めました!
万城目学は私的にはかなりおススメです!
私もまだ読んでいない万城目作品を読みたいと思っているところです。
「象の背中」を読んでいるのですね。
なんとなく重松清さんの「その日のまえに」を思わせる内容で私は★3つをつけました。
また、感想を聞かせてくださいね。
「三匹のおっさん」、私も読みました。
面白いですよね~!!
「三匹のおっさん ふたたび」も読みたい~!とうずうずしてます(笑)
by azu-azumy | 2012-08-03 10:09 | 読書 | Trackback | Comments(2)

“微笑みの国”での暮らしと大好きな“カービング”や“読書”のことを         


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