虹の岬の喫茶店


虹の岬の喫茶店 (幻冬舎文庫)





この本を手にしたのはこの「虹の岬の喫茶店」というタイトルと装丁に惹かれたから。
本が手元に届いてからも、他の本を先に読んでいたら、吉永小百合さん初プロデュースで映画化された「ふしぎな岬の物語」がモントリオール映画祭で審査員特別賞グランプリとエキュメカル審査員賞をダブル受賞するというニュースが!!
おっと~!!私、まだ読んでなかったやん~、とあわてて読み始めました(笑)。

房総半島、鋸南町の明鐘岬に実在する喫茶店を舞台にした小説。
作者の森沢さんによると、物語はフィクションだけど、内装は実在のお店をモデルに書かれているそう。

森沢さんの本を読むのは初めてですが、ゆっくり時間をかけて読みたいと思うような心地よい本でした。
岬の描写がとても丁寧に描かれています。
その風景があたまに浮かんで…、不思議ととても居心地が良い感じ。

たどりつくのが困難な岬の喫茶店にはそこにたどりつくべき人たちがやって来ます。
それぞれ心に悩みや傷みをかかえている人たち。
その心を癒してくれる岬の喫茶店。
そして、店主の悦子さん。
読む前には主役は悦子さんなんだろうと思っていましたが、そうではなかった。
主役は岬の喫茶店。
この場所にある喫茶店だからこそ、この物語があるんだろうと感じました。

悦子さんが心を込めて入れてくれる珈琲と不思議なほどぴったりとで心に染み込む音楽。
物語に登場するのは「アメイジング・グレイス」・「ガールズ・オン・ザ・ビーチ」・「ザ・プレイヤー」・「ラブ・ミー・テンダー」・「サンユキュー・フォー・ザ・ミュージック」
そして、岬の風の音と波の音。

只今、余韻にひたっています。








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by azu-azumy | 2014-09-08 12:21 | 読書 | Trackback | Comments(0)

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