2015年8月に読んだ本

今日で8月も終わりですね!
明日から9月かぁ…、時の流れの速さについていけてないような気がする。
爆発事件の容疑者1人が捕まり、一日も早い事件解決を切に望む今日この頃です。

さて、8月の読書状況ですが、8月に読んだ本はなんと17冊!!
我ながら驚いております。
2015年1月は12冊の本を読んでいたのですが、2月以降、読書量が激減していました。
以前にもこちらでその理由を書きましたが、インターネットテレビの影響でした。

今月、読書量が↑した理由はと言うと
■8月に入ってお稽古事が休みになり時間ができた。
■爆発事件以降、外出を控えねばならず時間ができた。
 これは有難くないことなのですが…
■インターネットテレビに飽きた。
 来タイ以来、視聴できるテレビ番組はNHKワールドプレミアムだけでした。
 それが、日本を視聴できるようになったら、今までの飢えを一気にとりもどすべく、夜はテレビ三昧でした。
 が、そんな生活も6か月。
 そろそろテレビに飽きてきました(笑)
■一気読みしたくなる好みの本にたくさん出会った。
 これが一番大きな理由だったかも。

そんな8がつに読んだ本のラインナップです。



azumyの本棚 - 2015年08月 (17作品)
それは秘密の
乃南アサ
読了日:08月09日
評価3

怒り(上)
吉田修一
読了日:08月11日
評価4

怒り(下)
吉田修一
読了日:08月12日
評価4

店長がいっぱい
山本幸久
読了日:08月17日
評価3

山女日記
湊かなえ
読了日:08月20日
評価4

刑事の約束
薬丸岳
読了日:08月22日
評価4

神様のカルテ0
夏川草介
読了日:08月23日
評価4

星々たち
桜木紫乃
読了日:08月25日
評価4

インデックス
誉田哲也
読了日:08月27日
評価3

透明カメレオン
道尾秀介
読了日:08月30日
評価3

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☆☆☆☆☆5つをつけたのは1冊。
【ふたたびの恋】 野沢尚著
野沢尚さんの本を初めて読んだのは2012年1月のことだった。
読んだ本は「リミット」
ミステリーとしてとても面白く、こんな作家さんがいたんだ!と嬉しくなった。
が、その時すでに野沢さんは急逝されていた。
今年に入って、野沢尚さんの名前をよく目にするようになった。
それは脚本家としての野沢さん。
有名どころの脚本家については、時として、「○○氏が脚本を手掛ける」と大々的にアピールされる。
でも、ほとんどの場合、主演俳優や原作者の方が記憶に残る。
そして気が付いた。
知らず知らずのうちに、野沢さん脚本のドラマを観てきたことを。
そのラインナップをみると、記憶に残ってるドラマが多数。
野沢さんの本が読みたくなって、手にしたのがこの【ふたたびの恋】
脚本家・野沢尚が描く恋愛小説は、ドラマを観ているようだった。
とても切なくて、胸にしみる…

☆☆☆☆4つをつけたのは10冊。
【トオリヌケキンシ】 加納朋子著
日本人会の図書館で見つけた一冊。
加納さんの本はこれが4冊目。
行き詰って前に進めなくなる…
誰にでもそんな時が訪れる可能性がある。
もがいてもがいて、苦しんで苦しんで…
だけど真っ直ぐに進まなくてもいいじゃない。
切なくて…
心があったまる本でした。

【書店ガール3】 碧野圭著
書店ガール第3弾。
第1弾、第2弾、そして第3弾とどんどん好きになっています。
シリーズの中ではこの本が一番良かった!
毎日、いろんな事件が起こって、東日本大震災の記憶が薄れていくのが恐ろしい…
この本を読むと、やっぱり本屋さんに行きたくなる!

【怒り(上)】 吉田修一著
王子で起きた殺人事件。
夫婦が殺害され、現場に残された「怒」の文字。
逃亡を続ける犯人の山上一也。
その事件から1年後のこと。
遠く離れた3つの場所で3つのストーリーが展開されていく。
そこには「山上?」と想像される人物が一人ずつ。
誰が山上なの?
どんどん引き込まれて、とまらない。

【怒り(下)】 吉田修一著
自分のすぐ近くに、少し前に現れた素性のわからない人物がいる。
その人物に興味が湧けば湧くほど、愛情が深くなればなるほど、過去を知りたくなる。
が、その人物は一切、過去を語らない。
そんなとき、1年前から逃亡を続ける犯人と共通点があるような気がしてきたら…
相手が過去を隠せば隠すほど、犯人かもしれない、犯人だと思う…と不安になり…
何も知らない相手、ただ目の前にいるその姿だけで信じ切れるか…
一気に読み切りました!

【あなたへ】 森沢明夫著
森沢明夫さんの本は、【虹の岬の喫茶店】、【津軽百年食堂】に次いで3冊目。
富山の刑務所で働く倉島は亡き妻洋子の想いをかなえるため、洋子の故郷、長崎の薄香へ。
映画も観てみたい。

【リライブ】 小路幸也著
小路幸也さんは大好きな作家のひとり。
この本も小路さんの本だからということで手にしました。
人生の最期に現れた「獏(バク)」
後悔したことを一つだけやり直せると言われたら…
読み始めてすぐには辻村深月さんの【ツナグ】のような感じ?と、ふと思ったりしたのですが…
ラストは「あぁ~、そうきたか~!!」

【山女日記】 湊かなえ著
ん?湊かなえさんの本だったよなぁ…
今まで私が読んだ湊さんの本とは違う~
でも、こんな感じ、好きです!
「そこに山があるから」、正確には「そこにエベレストがあるから」はイギリスの登山家ジョージ・マロリーの言葉。
私にはまったく理解できないのだけれど…
学生時代、ワンダーフォーゲル部に所属していた友人から、登山中の1週間、お風呂に入らなかったと聞いて、そんなにまでしてどうして登るの?と聞いてしまった。
友人曰く「登った人にしかわからない」
それ以後も私の生活の中に「登山」は全く入ってこなかった。
でも、最近、「山ガール」なる言葉が流行り、中高年の登山も盛んになってくると、なぜだかちょっと興味が湧いてきたりしていた。
そんな時にこの本を手にしたのだが…
7編の短編集。
妙高山、火打山、槍ヶ岳、利尻山、白馬岳、金時山、トンガリロ山。
それぞれの山に登る山女たちは、山に登ることでそれぞれが抱える問題から、一歩踏み出していく。
私自身、一緒に山に登っているような気になってきた。山にはそれだけの魅力があるのだろうな…
あらためてそんな気持ちにさせられる一冊でした。

【刑事の約束】 薬丸岳著
薬丸岳さんの本は読んでみたいと思いつつ、なかなか実現しなかった。
先日、TVドラマで「天使のナイフ」を観た。
それがとっても面白く、薬丸さんの本を読みたい!と思いを募らせていたところ、【刑事の約束】に出会った。
全く内容を知らないまま読んだのだが…
良かった!
夏目刑事の人間らしさがとても良い!
この本は夏目シリーズの第3弾だった。
第1弾の【刑事のまなざし】は早急に読みたい!
そいて他の薬丸作品もぜひ読んでみたい!

【神様のカルテ0】 夏川草介著
『神様のカルテ3』を読まぬうちに『0』を読みました。
『神様のカルテ』にまつわる人々の前日譚である『0』
4編の短編集ですが、一止が本庄病院の研修医となったばかりの頃の表題作「神様のカルテ」が一番良かった。
心に残る言葉が多数。
一止が担当した患者國枝さんとのやりとり。
「本は良いが答えを教えてくれない」と言う一止。
國枝の答えは、「たくさんの小説を読めばたくさんの人生を体験できる。そうするとたくさんの人の気持ちもわかるようになる」 「優しい人間になれる」
一止の「優しいことが良いことばかりではないように思います」に國枝は「それは、優しいということと、弱いということを混同しているからです。優しさは弱さではない。相手が何を考えているのか、考える力を「優しさ」「 優しさというのはね、想像力のことですよ」
一止を優しい人だと言い、「しかし、優しい人は苦労します」と。
悩む一止に大狸先生の言葉。
「神様がそれぞれの人間に書いたカルテってものがある。俺たち医者はそのカルテをなぞってるだけの存在なんだ」
『神様のカルテ3』を読みたくなった。

【星々たち】 桜木紫乃著
桜木さんの本は「ホテルローヤル」に次いで2冊目。
北海道の地に生きる、母、娘。
娘の塚本千春の来し方を中心に描かれる。
桜木さんは「生き方」ではなく「来し方」という言葉を使われているが、その言葉が深く心に残った。
最後の「誰も彼も、命ある星だった。夜空に瞬く、なもの愛星々たちだったー。」が良いなぁ…
桜木さんの本はまだ2冊しか読んでいないのだが、何となく同じ風を感じる。
他の本もぜひ読んでみなくては。

☆3つをつけたのは6冊。
【それは秘密の】 乃南アサ著
乃南アサさんの本は久しぶりに読みました。
短編集でサラサラと読めましたが…
不思議な感覚が残るけど、ちょっと期待はずれだったかな…

【店長がいっぱい】 山本幸久著
日本人会の図書館で出会った一冊。
そのタイトルと装丁の感じに惹かれて読んでみました(笑)
「友々丼」と名付けた他人丼のチェーン店で働く店長たち。
店それぞれに抱える問題や大変さがある。
その店を切り盛りする店長の大変さと言ったら…

【てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書】 黒川博行著
黒まめコンビ等、大阪府警捜査一課果が関わる事件を扱う短編集。
この文庫は2014年に発行されたものだが、読んでいると、古さが感じられ……
あとがきを読んでみたら、表題作の「てとろどときしん」は1987年に書かれたものだった。
大阪人の私は普段、当然ながら大阪弁を話す。
が、いつも思うのだが、大阪弁は活字にするとひらがなばかりでとっても読みにくい。
大阪人の私はそう思うのだが…
大阪弁に馴染のない方はどうなんだろう…

【蓮花の契り 出世花】 髙田郁著
髙田郁さんデビュー作、【出世花】の続編であり、完結編。
不義密通の末、男と出奔した母。
その母を打つため娘お艶とともに国を出た父。
父の死により一人残されたお艶は墓寺である青泉寺の三昧聖、お縁こと正縁として生きる。
続編では母と娘、三昧聖としてではなく女として生きるか、岐路にたたされるお縁。
お縁が選んだ生きる道とは…
大好きな髙田郁さんの本ですが、【出世花】に比べると…
最後にお縁が選んだ道は【みをつくし料理帖】の澪を思い出させ…

【インデックス】 誉田哲也著
姫川玲子シリーズ第7弾。8編からなる短編集。
【ストロベリーナイト】から第5弾【感染遊戯】までは読んでいるが、第6弾の【ブルーマーダー】は未読。
「女の敵」は、【ストロベリーナイト】で殉職した大塚巡査との出合いとなった事件の回想。
表題作「インデックス」は前作である【ブルーマーダー】のその後に絡んた物語なので前作を読んでいたらさらに面白かったかなと思う。
「夢の中」と「闇の色」は切なくなる物語で、8編の中では特に良かった。
この本で、玲子は捜査1課に復帰するのだが、新しい姫川班のメンバーと言ったら…
で、最後に菊田登場!!
これからのシリーズに期待が持てる!
そしてそして、第6弾を読んでいないから、菊田の決断を知らず、「えっ?そうなの?」とビックリ。
これは【ブルーマーダー】を読まなければ!

【透明カメレオン】 道尾秀介著
その声を聞くと誰もが振り返るほどの"美声"の持ち主である桐畑恭太郎は深夜ラジオのパーソナリティをしている。
恭太郎が放送終了後に毎日足を運ぶ店は輝美ママが営む(?)「if」
そこに集う、百花、石ノ崎、レイカ、重松。
ある日、三梶恵(ミカジケイ)と名乗る女性が現れ、「if」の面々は彼女に振り回されていく。
前半はなかなか読むスピードがあがらず…
切ないラストに、一気に引き込まれた。
道尾さんの本はこれが11冊目。
道尾さんの本のタイトルは、読んでみて初めて「なるほど~!」と思う。
今回もしかり!



8月は本当に素敵な本に出会えて幸せでした。
9月も素敵な本に出会えることを願いつつ…




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Commented by k.hassy at 2015-09-23 15:28 x
8月の読書量はすごいですね。
本の紹介、とても興味深く読みました。
私の知らない作家も多いので、しっかりメモしておきました。
また古本屋さんに行くのが楽しみになります。
そういえば、最近ミステリー読んでないな~
Commented by azu-azumy at 2015-09-24 09:03
** k.hassyさん**
8月はすごいでしょ~!
って、自分で行ってます(笑)
私はかなり偏った読書をしてたので、知らない作家さんが多かった~
ブクログのおかげで色々な作家さんの本を読むようになりましたが
それでもつい好きな作家さんの本に手が伸びてしまいます^^
by azu-azumy | 2015-08-31 16:52 | 読書 | Trackback | Comments(2)

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