2015年10月に読んだ本

今日から11月ですね。
今年もあと2月で終わってしまう…

月初めですので、10月の読書memoです。
10月は7冊しか読めていません。
特に月半ばからペースダウンが激しかった…

まずはラインナップです。


azumyの本棚 - 2015年10月 (7作品)
母性 (新潮文庫)
湊かなえ
読了日:10月03日
評価3

永い言い訳
西川美和
読了日:10月11日
評価4

ラブレス
桜木紫乃
読了日:10月26日
評価5

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☆☆☆☆☆5つをつけたのは1冊。
【ラブレス】 桜木紫乃著
直木賞を受賞した『ホテルローヤル』よりも先に書かれた作品です。
装丁と『LOVE LESS』というタイトルから、現代の話かと思ったのですが…

これは桜木さんの本だ~!と思わされる一冊。
そして、強烈に印象に残る本になりました。
桜木さんと同世代で、昭和世代だから、胸をえぐられるように感じることがいっぱい。

戦後を生き抜いてきた女性って、想像もつかない過酷な運命を背負わされていたんだと、改めて思い知らされた。
同じ昭和でも、男女平等が当たり前のようになった時代とは全く違う…
子どものため、夫のため、家のために生きる。
自分のために生きることは自分勝手なこと、後ろ指を指されること…

舞台となる北海道、開拓村の生活はどんなに大変だっただろう…
そんな過酷な生活の中から、旅芸人一座の歌い手となる百合絵。
表にはみせず、心に秘めた信念のまま生き抜いた百合絵。
こんなに辛い人生って…と、思てしまうけれど、百合絵は「幸せだった」と答えるだろうなぁ…

読みながら、何度も胸がつまって、胸が締め付けられて、涙がにじんで、苦しかった…

☆☆☆☆4つをつけたのは2冊。
【永い言い訳】 西川美和著
西川美和さんの本は初めて読みました。
映画監督でもある西川さんですが、西川さんの映画も見たことがない私…
この本は第153回直木賞候補作。

HPの作品紹介に書かれているのは
「愛するべき日々に愛することを怠ったことの、代償は小さくない」

長年連れ添った妻・夏子を突然のバス事故で失った、人気作家の津村啓。
悲しさを“演じる”ことしかできなかった津村は、
同じ事故で母親を失った一家と出会い、はじめて夏子と向き合い始めるが…。

突然家族を失った者たちは、どのように人生を取り戻すのか。
人間の関係の幸福と不確かさを描いた感動の物語。

ゆっくり、じんわりと染み込んでくる本でした。
2016年秋に映画化されるらしい。
主演は本木雅弘氏、その妻には深津絵里さん。
これはいい!
ピッタリだわ~^^

【彼女のきらいな彼女】 唯川恵著
23歳の独身OL、千絵。
35歳の独身OL、瑞子。
二人は同じ会社の同じ部署に勤める先輩、後輩。
12歳の歳の差が会社では微妙~なんですねぇ…
そこへロス帰りのエリート社員が絡み、お互いに相手が益々気になり、益々うっとおしくなる。
しかし、そんな二人の関係は思わぬ方向へ。

私、やっぱり唯川恵さんの本、好きです!

☆☆☆3つをつけたのは2冊。
【母性】 湊かなえ著
湊かなえさんの本だわぁ~!!
読み始めてすぐにそう感じました。

母性って…
本文中に辞書によるとと書かれていたのが
”女性が、自分の生んだ子を守り育てようとする、母親としての本能的性質”
うん、うん、そうでしょ~。
「母性とは?」と問われるとほとんどの人がそう答えるんじゃないの?と思ってしまう。

登場人物が母と娘というのはもちろんですが、この二人はずっと”母”と”娘”として登場します。
他の登場人物にはちゃんと名前があるのに。
主人公の二人が、〇子などの名前をもつ特定の人ではなく、”母”であり”娘”であることが、この本の大切な部分なのだと思うのです。

ラストで二人の名前が出てきます。
そこで初めて二人は”娘の母”と”母の娘”になったような気がしています。

【3時時のアッコちゃん】 柚木麻子著
柚木麻子さんの本は6冊目。
【ランチのアッコちゃん】(ちなみに私はブクログで★3つをつけています)の続編と言うことで楽しみに読みました。
【ランチのアッコちゃん】では前半2話はアッコちゃんの物語でしたのでとても面白かったのを記憶しています。
この【3時のアッコちゃん】でも、前半2話はやっぱりアッコちゃんの活躍が面白かった!
が…、後半2話で失速気味に…。
アッコちゃんの物語である前半2話は2014年初出ですが、後半2話は2012年、2013年初出なのですね。

■3時のアッコちゃん
時間ばかりが過ぎゆく会議。
アイデアが出てこなくても、そこに居続けることが大事。
なんて、大きな勘違いなんだけど…
毎日、30分だけ、と決めた会議。
お茶とお菓子が凝り固まった頭をほぐし、誰もの口が滑らかに動き出す。
ギスギスしない。そんな時間にこそ、良いアイデアが浮かぶんだろうな。
アッコちゃんが用意するお茶とお菓子。
想像するだけで幸せな気分になる。

■メトロのアッコちゃん
何のために働くのか。
生きるために働く? 
働くために生きる?
ほんの少しわがままで傲慢になっていいじゃない!
それで自分が取り戻せるなら。
自分らしく生きられるなら。
自分が好きになれるなら。
何だか勇気が湧いて、元気になれる読後感!

■シュシュと猪
神戸・岡本が舞台なのですが…
猪のベティにはちょっと感情移入できなくて…

■梅田駅アンダーワールド
大阪人の私としては梅田が舞台なのはとっても嬉しい!
大阪人にとっても迷路の地下街。
そこに迷い込んだら…
最後はお笑いで締めくくる?
大阪ってやっぱりそんなイメージなのでしょうか…?

☆☆2つをつけたのは2冊。
【硝子の葦】 桜木紫乃著
最近、桜木紫乃さんの本が面白い!と思っていたところなのですが、この本は…

ホテルローヤルが舞台とのことで、楽しみに読み始めましたが、なかなか進まない…
ホテルローヤルと関係はあるけれど、舞台という感じではないような気が…

桜木さんの本はお気に入りのものもあるので、また他の本を読んでみることにしましょう!

【ナイルパーチの女子会】 柚木麻子著
第153会回直木賞候補作。
王様のブランチで紹介された際、同期の作家である浅井リョウ氏、窪美澄氏らが「柚木麻子がやっと本気を出した」と評していると聞き、期待度Maxだったのですが……
読むペースがなかなか上がらない。
興味が沸かない……
何とか読み切りました。

柚木さんの本はこれが7冊目。
☆4つの評価をつけたのは【あまからカルテット】、1冊のみ。
☆2つの評価をつけたのは【嘆きの美女】、【終点のあの子】、そして【ナイルパーチの女子会】
【ナイルパーチの女子会】は【終点のあの子】を読んだ時と同じような読後感がありました。
なんとも馴染めない感じというか、途中で投げ出したくなる感じというか…
また7冊目ですが、柚木さんの本、お腹いっぱいかな…
少し時間がたって、お腹が空いてきたら、また手にしてみることにしましょう!



11月は少し、読書のペースをあげられるといいのですが…



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by azu-azumy | 2015-11-01 09:39 | 読書 | Trackback | Comments(0)

“微笑みの国”での暮らしと大好きな“カービング”や“読書”のことを         


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