2016年1月に読んだ本

1月…、行ってしまいました!
早かったなぁ~!

昨日は50%オフで15冊も本をゲット!
重松清さんの【空より高く】や碧野圭さんの【書店ガール4】など、以前から読みたい!と思っていた本が手に入ったのは超ラッキー!
また一方で、50%オフだから手にした本もあるわけで~
50%オフで得して、新たなチャレンジができて得して!
と~ってもHAPPYです♪

今日から2月ですので、1月の読書memo、行ってみましょう~
1月に読んだ本は9冊ですが、正確には9.5冊~!
0.5冊の謎は最後に~(笑)

まずはラインナップから。


azumyの本棚 - 2016年01月 (9作品)
政と源
三浦しをん
読了日:01月05日
評価4

満願
米澤穂信
読了日:01月20日
評価3

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☆☆☆☆☆5つをつけたのは1冊。
【奇跡の人】 原田マハ著
【奇跡の人】の紹介文に書かれていたのは
<盲目で、耳が聞こえず、口も利けない少女が青森の弘前にいるという。
明治二十年、教育係として招かれた去場安は、その少女、介良れんに出会った――。
大きな苦難を背負った少女と、人間の可能性を信じて彼女の教育に献身する女教師が、奇跡を起こす。>

ヘレン・ケラーを思い起こさせる紹介文。
三重苦の娘の名は介良れん(けられん)
教師の名は去場安(さりばあん)
ヘレンン・ケラー、アン・サリバン…
ここから名前は来ているんだろうなぁ…と想像する。

ヘレン・ケラーの伝記は子どもの頃、夢中になって読んだ記憶がある。
【奇跡の人】を読みながら、ヘレンン・ケラーを想起させられるけれど、それでも胸がつまるほどの思いが…

【奇跡の人】には狼野キワという盲目の女性が登場する。
狼野キワを通し、この時代に生きることが難しかったであろうことを思い知らされた。

もう一つ、考えさせられたのが「重要無形文化財」のこと。
「人間国宝」と言われる方がピンとくる。
生まれた時からこの制度が存在しているので、何ら疑問に思ったことはなかったが…
本の中には
<戦後、この国の何もかもが欧米化されていくのを懸念した一部の国会議員や有識者のあいだで、日本特有の伝統文化を守り続けるという観点から、日本各地に伝承される「かたちなき」芸術も保護するべきではないかという議論が高まった>

最近、日本ってすごい国だ!と感じることが度々ある。
今更ながら、だけど(笑)
日本の伝統芸能に、もっともっと触れたくなった。

☆☆☆☆4つをつけたのは5冊。
【つむじダブル】 小路幸也・宮下奈都著
大好きな小路幸也さんと宮下奈都さんの共著とあらば、これはもう~(笑)

小宮まどかは小学4年生の10歳。
35歳の母と37歳の父、高校2年生の兄、そして接骨院と柔道場を経営する祖父の5人暮らし。
まどかにはつむじが二つある。
そして家族が大好きで、柔道が大好きで、とりわけお兄ちゃんが大好きで…
そんなまどかのお話を宮下奈都さんが描きます。

小宮由一は高校2年生。
中学生のころからバンドを組み、プロデビューを目指している。
由一にもつむじがふたつ。
そして、バンド名は「Double Spin Round」、つむじダブル。
この由一のお話を小路幸也さんが描きます。


交互に繰り返されるまどかと由一の視点で描かれるお話。
家族の秘密をまどかなりに、由一なりに考えて…
あったかいお話でした。

【政と源】 三浦しをん著
有田国政と堀源二郎は、荒川と隅田川に挟まれた三角州のような墨田区Y町に暮らす、幼馴染。
ともに73歳。
国政は銀行勤めの後、定年退職。
妻は娘のもとへ行ったきり戻ってこない。
源二郎はつまみ簪職人。
愛妻を亡くして以来の一人暮らし。
そんな二人を取り巻く、物語。

三浦しをんさん、やっぱり笑わせてくれます。
そして、ホロリとさせてくれます。

【嫌な女】 桂望実著
桂望実さんの本は初めて読みました。
【嫌な女】という、何とも興味をそそるタイトル~(笑)

小谷夏子は生来の詐欺師。
絶世の美女というわけではないのに、人を惹きつけてやまぬ魅力がある。
そんな彼女の遠縁にあたる石田徹子。
夏子と徹子は同い年。
弁護士になったばかりの徹子24歳の時、17年ぶりに夏子から「助けてほしい」との依頼が舞い込む。
何とか問題を解決した徹子。
その5年後再び、夏子から連絡。
そんなことを繰り返すうち、二人は71歳に。


物語は徹子の口から語られるだけ。
徹子から見た夏子だけが登場する。
徹子のダメっぷりにほんと「嫌な女」だと思いつつ読み進めた前半。
夏子の問題を解決する徹子にも、色々なことが起こり…
後半はどんどん徹子に感情移入していく。
どんどん面白さが増して、後半は一気読みでした。

桂望実さんの本、もっと読んでみたい!

【本屋さんのアンソロジー】 大橋梢 他
本好きで本屋さん好き。
ということで、【本屋さんのアンソロジー】なんて魅力的なタイトルの本を見つけたら、それはもう手に取るしかないでしょう~(笑)

有栖川有栖 【本と謎の日々】
坂木司   【国会図書館のボルト】
門井慶喜  【夫のお弁当箱に石をつめた奥さんの話】
乾ルカ   【モブ君】
吉野万理子 【ロバのサイン会】
誉田哲也  【彼女のいたカフェ】
大崎梢   【ショップ to ショップ】
似鳥鶏   【7冊で海を越えられる】
宮下奈都  【なつかしいひと】
飛鳥井千砂 【空の上、空の下】


10編の短編、楽しめました。
誉田哲也さんの【彼女のいたカフェ】を読み始めてすぐ、「あれ?これ読んだことある」
「でも、この本は初めてだし…。展開が違うのか?」と読み進めると、やっぱり~、だってあの人がでてくるんだもん、間違いない!
で、どこで読んだかしばし考える。
そうそう、【インデックス】でした!

宮下奈都さんの【なつかしいひと】には私の大好きなあの作家さんの本が登場して~
胸が熱くなりました。

実は有栖川さん、門井さん、吉野さん、似鳥さん、飛鳥井さんは初めましての作家さん。
これを機に、この5人の作家さんの本も読んでみよう!

【啼かない鳥は空に溺れる】 唯川恵著
「王様のブランチ」で紹介され、読みたいと思っていた本。
母娘関係がテーマ。

母娘の関係を指す言葉ですぐに頭に浮かぶものは、「友達母娘」、「一卵性母娘」でしょうか。
この言葉を頻繁に聞いていたころは、友達のような、姉妹のような母娘の関係が絶賛されていたような気がする。
それがいつしか、母と娘の関係には危険性がはらんでいるという認識に。
でも、母と娘の関係は家庭内のことで、なかなか表に出ず、声を出す人もいなかったのでは…
それが最近、小島慶子さんが母との確執を語ったり、NHKの「あさイチ」で特集されたり。
少し前に、篠田節子さんの「長女たち」を読んだ時にも、長女って生きにくい面を持っているんだなぁ…と感じた。
かくいう私も実は長女。それも兄弟は弟だけという。
とっても興味深く、読み切りました。

千遥は官公庁の外郭団体の契約社員。
母から逃れたくて、大学から実家を離れてくらしている。
亜沙子は父を病気で亡くして以来、母と二人暮らし。
まったく違うタイプの二人だが、母との関係に縛られている。
結婚を機に、母との関係を変えたい二人だったが…

☆☆☆3つをつけたのは3冊。
【気分上々】 森絵都著
森絵都さんの本は3冊目。
これまで読んだのが【カラフル】と【風に舞い上がるビニールシート】
どちらも大好きな本でした。

この本は短編集。
2000年から2012年の間に書かれた作品を順番通りに収録しているのだとか。
だからなのだが、一編読むと、次はガラリと変わった作品になり…
主人公が10代のというものから、40代もあり。
舞台も日本やヨーロッパ等々。
ちょっと不思議な感覚にとらわれつつ読み終えました。
ただ、最後に収められているのが表題作である「気分上々」で良かった~!

【満願】 米澤穂信著
読みたいと思いつつ、1年以上もたって、その願いがかないました。
ある意味、満願成就ということですね!


読みたいと思う本は多いけれど、この【満願】はかなり思いの強い本でした。
その理由は…


2014年。
年末恒例のミステリランキング。
早川書房「ミステリが読みたい!」で2位以下に大差をつけての1位。
文藝春秋「週刊文春ミステリーベスト10」で、2位とはほぼダブルスコアに近い得点で1位。
宝島社「このミステリーがすごい!」で第1位。
「ミステリが読みたい!」がスタートした2008年以降、二冠を制した作品(東野圭吾『新参者』、横山秀夫『64』など)はあるけれど、三冠制覇は『満願』が初めてだそう。
さらには第27回山本周五郎賞受賞、第151回直木賞候補。
(新潮社HPより抜粋)

6編の短編が収められているのですが、かなり好き!と思う物から、いまいち好みではないと思うものもあり…
最終的に☆3つの評価になってしまいました。

【帰宅部ボーイズ】 はらだみずき著
初めましての作家さん。
実は女性だと思ってました…(汗)

息子を通して、自分の中学時代を振り返る直樹。

同じ中学に通う、直樹、カナブン、テツガクの三人。
帰宅部の三人には真剣に打ち込める何かがなく…
それでも、もがいて、苦しんで、時々、思い切り笑って…
「夢」がなければダメなのか…

中学時代を懐かしく思い出しながら読みました。




”0.5冊の謎”ですが…
久々に途中で断念した本があります。

教団X

【教団X】 中村文則著
ランキングなどでよく目にしていた本。
「アメトーーク!」の読書芸人で<オードリー若林さんオススメの10冊>として紹介されていたので読んでみました。
初めましての作家さんですが、この本、最初からものすごく読みづらい。
なんか意味がよくわからない。
そして、やたらと性的描写が多く、気持ち悪い。
かなり分厚い本ですが、半分ぐらいまでがんばったところでギブアップ!
この人の本はこんな感じなのか、この本だけがこんな感じなのか…
しばらくはいいかな…


今年、最初に読んだ本は原田マハさんの【奇跡の人】
この本がとっても面白く、幸先が良い~!
続けて☆4つの本に5冊も出会えましたしね。
今、スタンバイ中の本がたくさん!
なんて幸せなんでしょ~♪♪





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by azu-azumy | 2016-02-01 11:44 | 読書 | Trackback | Comments(0)

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