2017年 08月 01日 ( 1 )

2017年7月に読んだ本

もう8月。
1か月の早いこと、早いこと…

7月の読書memoです。
7月に読んだ本は8冊。
ようやくペースが戻ってきたかな?
まずはラインナップ。


azumyの本棚 - 2017年07月 (8作品)
望み
望み
雫井脩介
読了日:07月06日
評価4

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今月もやります、azumyの身勝手評価。
☆☆☆☆4つをつけたのは4冊。

【任侠病院】 今野敏著
「任侠書房」・「任侠学園」に続く、任侠シリーズ第三弾。
正統派ヤクザ(?)の阿岐本組。
所帯は小さいけれど、地元の皆さんのため日夜、努めている。
ここに描かれる”ヤクザ”は憎めない存在。
組長の阿岐本、代貸の日村、組員たち。
みんなキャラクターが良いですね~!

潰れそうな病院の正しい立て直し方。
それを見たようで、面白かった。

【望み】 雫井脩介
石川一登は建築デザインの仕事をしている。
妻、貴代美は自宅で校正の仕事を。
長男の規士(ただし)は高校生。
妹の雅は中学生。
ごく平凡な4人の家族。

外泊をするようになった規士を気にかけていた一登と貴代美。
そんな矢先、事件は起きる。
石川家の近所で高校生が遺体で発見される。
その場から立ち去った2人の若者。
規士は外泊をしたまま帰らない。

警察から規士が事件に関わっているようだと知らされた一登と貴代美。
規士は加害者か?、それとも被害者か?
自分たちは加害者家族か?、被害者家族か?

事件の全容がわかるまで、真実がわかるまで、家族が望むものは…
息子の無実?
被害者であってくれること?
加害者であっても生きていてくれること?

思いテーマでした。

ネット社会の今、否が応でも触れてしまう情報がある。
その正確さは二の次で、人々の興味を引くものはあっという間に拡散される。
そして、拡散された情報が、まことしやかにささやかれ始め、いつのまにやら真実のように語られる。

私自身、情報に振り回されない!という自信がない…
恐ろしい…

【蟻の菜園 -アントガーデンー】 柚月裕子著
『最後の証人』・『検事の本懐』の佐方貞人シリーズで柚月さが好きに。
『あしたの君へ』では家裁調査官補の活躍がさわやかで、ますます柚月ファンに。
その次に読んだ『孤狼の血』は警察小説で私にはハードすぎ…

『蟻の菜園 -アントガーデンー」
「連続婚活不審死事件」がテーマ。
読み始めた時には、以前、実際にあった事件を思い出したりしたのだが…

「連続婚活不審死事件」の容疑者として逮捕された円藤冬香。
しかし、彼女には完璧なアリバイがある。
フリーライターの今林由美は、事件を追う。
調べていくうち、しっくりいかない何かが彼女のアンテナにひっかかり…
この事件にはそんな背景があったのか…

柚月さんのミステリーは面白い!
未読の『検事の死命』も早く読みたい!

【アノニマス・コール】 薬丸岳著
元警察官・朝倉真志。
3年前に退職し、同時に家族も捨てた。
離婚以来、連絡を取っていたなった真志の携帯に、娘の梓かと思われる電話。
梓が誘拐され、元妻・奈緒美に身代金要求の電話。

警察を信じていない朝倉。
朝倉を信じていない奈緒美。
そんなふたりの願いは梓の無事。

犯人は誰なのか?
本当の狙いは…

薬丸さんの本はやっぱり面白い。

☆☆☆3つをつけたのは4冊。

【コーヒーが冷めないうちに】 川口利和著
ずーっと読みたいと恋い焦がれていた本です。
なかなか手にする機会がなかったのですが、日本人会の図書館で借りることができました。

不思議な都市伝説のある喫茶店「フニクリフニクラ」
この喫茶店の”ある”席に座ると、望んだとおりの時間に移動できるという。
そんな魅力的なことができるなら、この喫茶店は人気店でいつも長蛇の列では?
ところが、そうではなく…
それというのも、数々の面倒くさい条件をクリアしなければならないから。
そして、その時間に移動できるのは”コーヒーが冷めるまでの間”だけ。

そんな面倒くさいルールを乗り越えて起こった小さな奇跡は4つ。
一つ目は「恋人」
結婚を考えていた彼と別れた彼女の奇跡。
二つ目は「夫婦」
記憶をなくしていく夫を支える看護師の妻の奇跡。
三つめは「姉妹」
家でした姉が妹の本音を知る奇跡。
四つ目は「親子」
妊婦であるフニクリフニクラのマスターの妻の奇跡。

でも、本当は5つの奇跡なんですよねぇ~!
最後にわかるのですが…

【四月になれば彼女は】 川村元気著
精神科医、藤代は同棲中の弥生との結婚を目前に控えていた。
四月。
藤代のもとに大学時代の恋人ハルから9年ぶりに突然手紙が届く。
なぜ、ハルは手紙を送ってきたのか…
弥生との関係は…

なんだろうなぁ…
いまいちストーリーにのめり込めない。

【ホテルピーベリー】 近藤史惠著
近藤史恵さんも大好きな作家さんのひとり。
この本で26冊目になる。
作家さんを好きになる理由は様々。
近藤さんの場合は、その文章。
近藤さんの書かれる文章は美しい。
そして、すんなりと心に入り込んでくる。
この本もそうだった。

ハワイ島にあるホテル・ピーベリー・
日本人夫婦が経営する長期滞在型ホテル。
部屋数は6室。
宿泊できるのは一度きり、期間は3か月、リピーターお断り。

木崎淳平は元小学校教師。
仕事を辞め、長い休みを持て余したとき、友人にホテル・ピーベリーへの滞在を勧められる。
木崎がピーベリーに落ち着いたころ、事件は起きる。
木崎が”元”教師になったわけ…
事件の真相…

さらさらと読み切ってしまったミステリー。

【真実の10メートル手前】 米澤穂信著
米澤さんの本は『満願』に次いで2冊目。

ジャーナリスト太刀洗真智が事件を追う短編集。
表題作『真実の10メートル手前』のみ東洋新聞所属だが、後の5編ではフリーになっている。
フリージャーナリストとしてとしての独自の視点が面白い。

さて、来月もこのペースで読めるかな…


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by azu-azumy | 2017-08-01 06:00 | 読書 | Trackback | Comments(2)

“微笑みの国”での暮らしと大好きな“カービング”や“読書”のことを         


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