カテゴリ:読書( 140 )

2015年8月に読んだ本

今日で8月も終わりですね!
明日から9月かぁ…、時の流れの速さについていけてないような気がする。
爆発事件の容疑者1人が捕まり、一日も早い事件解決を切に望む今日この頃です。

さて、8月の読書状況ですが、8月に読んだ本はなんと17冊!!
我ながら驚いております。
2015年1月は12冊の本を読んでいたのですが、2月以降、読書量が激減していました。
以前にもこちらでその理由を書きましたが、インターネットテレビの影響でした。

今月、読書量が↑した理由はと言うと
■8月に入ってお稽古事が休みになり時間ができた。
■爆発事件以降、外出を控えねばならず時間ができた。
 これは有難くないことなのですが…
■インターネットテレビに飽きた。
 来タイ以来、視聴できるテレビ番組はNHKワールドプレミアムだけでした。
 それが、日本を視聴できるようになったら、今までの飢えを一気にとりもどすべく、夜はテレビ三昧でした。
 が、そんな生活も6か月。
 そろそろテレビに飽きてきました(笑)
■一気読みしたくなる好みの本にたくさん出会った。
 これが一番大きな理由だったかも。

そんな8がつに読んだ本のラインナップです。



azumyの本棚 - 2015年08月 (17作品)
それは秘密の
乃南アサ
読了日:08月09日
評価3

怒り(上)
吉田修一
読了日:08月11日
評価4

怒り(下)
吉田修一
読了日:08月12日
評価4

店長がいっぱい
山本幸久
読了日:08月17日
評価3

山女日記
湊かなえ
読了日:08月20日
評価4

刑事の約束
薬丸岳
読了日:08月22日
評価4

神様のカルテ0
夏川草介
読了日:08月23日
評価4

星々たち
桜木紫乃
読了日:08月25日
評価4

インデックス
誉田哲也
読了日:08月27日
評価3

透明カメレオン
道尾秀介
読了日:08月30日
評価3

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☆☆☆☆☆5つをつけたのは1冊。
【ふたたびの恋】 野沢尚著
野沢尚さんの本を初めて読んだのは2012年1月のことだった。
読んだ本は「リミット」
ミステリーとしてとても面白く、こんな作家さんがいたんだ!と嬉しくなった。
が、その時すでに野沢さんは急逝されていた。
今年に入って、野沢尚さんの名前をよく目にするようになった。
それは脚本家としての野沢さん。
有名どころの脚本家については、時として、「○○氏が脚本を手掛ける」と大々的にアピールされる。
でも、ほとんどの場合、主演俳優や原作者の方が記憶に残る。
そして気が付いた。
知らず知らずのうちに、野沢さん脚本のドラマを観てきたことを。
そのラインナップをみると、記憶に残ってるドラマが多数。
野沢さんの本が読みたくなって、手にしたのがこの【ふたたびの恋】
脚本家・野沢尚が描く恋愛小説は、ドラマを観ているようだった。
とても切なくて、胸にしみる…

☆☆☆☆4つをつけたのは10冊。
【トオリヌケキンシ】 加納朋子著
日本人会の図書館で見つけた一冊。
加納さんの本はこれが4冊目。
行き詰って前に進めなくなる…
誰にでもそんな時が訪れる可能性がある。
もがいてもがいて、苦しんで苦しんで…
だけど真っ直ぐに進まなくてもいいじゃない。
切なくて…
心があったまる本でした。

【書店ガール3】 碧野圭著
書店ガール第3弾。
第1弾、第2弾、そして第3弾とどんどん好きになっています。
シリーズの中ではこの本が一番良かった!
毎日、いろんな事件が起こって、東日本大震災の記憶が薄れていくのが恐ろしい…
この本を読むと、やっぱり本屋さんに行きたくなる!

【怒り(上)】 吉田修一著
王子で起きた殺人事件。
夫婦が殺害され、現場に残された「怒」の文字。
逃亡を続ける犯人の山上一也。
その事件から1年後のこと。
遠く離れた3つの場所で3つのストーリーが展開されていく。
そこには「山上?」と想像される人物が一人ずつ。
誰が山上なの?
どんどん引き込まれて、とまらない。

【怒り(下)】 吉田修一著
自分のすぐ近くに、少し前に現れた素性のわからない人物がいる。
その人物に興味が湧けば湧くほど、愛情が深くなればなるほど、過去を知りたくなる。
が、その人物は一切、過去を語らない。
そんなとき、1年前から逃亡を続ける犯人と共通点があるような気がしてきたら…
相手が過去を隠せば隠すほど、犯人かもしれない、犯人だと思う…と不安になり…
何も知らない相手、ただ目の前にいるその姿だけで信じ切れるか…
一気に読み切りました!

【あなたへ】 森沢明夫著
森沢明夫さんの本は、【虹の岬の喫茶店】、【津軽百年食堂】に次いで3冊目。
富山の刑務所で働く倉島は亡き妻洋子の想いをかなえるため、洋子の故郷、長崎の薄香へ。
映画も観てみたい。

【リライブ】 小路幸也著
小路幸也さんは大好きな作家のひとり。
この本も小路さんの本だからということで手にしました。
人生の最期に現れた「獏(バク)」
後悔したことを一つだけやり直せると言われたら…
読み始めてすぐには辻村深月さんの【ツナグ】のような感じ?と、ふと思ったりしたのですが…
ラストは「あぁ~、そうきたか~!!」

【山女日記】 湊かなえ著
ん?湊かなえさんの本だったよなぁ…
今まで私が読んだ湊さんの本とは違う~
でも、こんな感じ、好きです!
「そこに山があるから」、正確には「そこにエベレストがあるから」はイギリスの登山家ジョージ・マロリーの言葉。
私にはまったく理解できないのだけれど…
学生時代、ワンダーフォーゲル部に所属していた友人から、登山中の1週間、お風呂に入らなかったと聞いて、そんなにまでしてどうして登るの?と聞いてしまった。
友人曰く「登った人にしかわからない」
それ以後も私の生活の中に「登山」は全く入ってこなかった。
でも、最近、「山ガール」なる言葉が流行り、中高年の登山も盛んになってくると、なぜだかちょっと興味が湧いてきたりしていた。
そんな時にこの本を手にしたのだが…
7編の短編集。
妙高山、火打山、槍ヶ岳、利尻山、白馬岳、金時山、トンガリロ山。
それぞれの山に登る山女たちは、山に登ることでそれぞれが抱える問題から、一歩踏み出していく。
私自身、一緒に山に登っているような気になってきた。山にはそれだけの魅力があるのだろうな…
あらためてそんな気持ちにさせられる一冊でした。

【刑事の約束】 薬丸岳著
薬丸岳さんの本は読んでみたいと思いつつ、なかなか実現しなかった。
先日、TVドラマで「天使のナイフ」を観た。
それがとっても面白く、薬丸さんの本を読みたい!と思いを募らせていたところ、【刑事の約束】に出会った。
全く内容を知らないまま読んだのだが…
良かった!
夏目刑事の人間らしさがとても良い!
この本は夏目シリーズの第3弾だった。
第1弾の【刑事のまなざし】は早急に読みたい!
そいて他の薬丸作品もぜひ読んでみたい!

【神様のカルテ0】 夏川草介著
『神様のカルテ3』を読まぬうちに『0』を読みました。
『神様のカルテ』にまつわる人々の前日譚である『0』
4編の短編集ですが、一止が本庄病院の研修医となったばかりの頃の表題作「神様のカルテ」が一番良かった。
心に残る言葉が多数。
一止が担当した患者國枝さんとのやりとり。
「本は良いが答えを教えてくれない」と言う一止。
國枝の答えは、「たくさんの小説を読めばたくさんの人生を体験できる。そうするとたくさんの人の気持ちもわかるようになる」 「優しい人間になれる」
一止の「優しいことが良いことばかりではないように思います」に國枝は「それは、優しいということと、弱いということを混同しているからです。優しさは弱さではない。相手が何を考えているのか、考える力を「優しさ」「 優しさというのはね、想像力のことですよ」
一止を優しい人だと言い、「しかし、優しい人は苦労します」と。
悩む一止に大狸先生の言葉。
「神様がそれぞれの人間に書いたカルテってものがある。俺たち医者はそのカルテをなぞってるだけの存在なんだ」
『神様のカルテ3』を読みたくなった。

【星々たち】 桜木紫乃著
桜木さんの本は「ホテルローヤル」に次いで2冊目。
北海道の地に生きる、母、娘。
娘の塚本千春の来し方を中心に描かれる。
桜木さんは「生き方」ではなく「来し方」という言葉を使われているが、その言葉が深く心に残った。
最後の「誰も彼も、命ある星だった。夜空に瞬く、なもの愛星々たちだったー。」が良いなぁ…
桜木さんの本はまだ2冊しか読んでいないのだが、何となく同じ風を感じる。
他の本もぜひ読んでみなくては。

☆3つをつけたのは6冊。
【それは秘密の】 乃南アサ著
乃南アサさんの本は久しぶりに読みました。
短編集でサラサラと読めましたが…
不思議な感覚が残るけど、ちょっと期待はずれだったかな…

【店長がいっぱい】 山本幸久著
日本人会の図書館で出会った一冊。
そのタイトルと装丁の感じに惹かれて読んでみました(笑)
「友々丼」と名付けた他人丼のチェーン店で働く店長たち。
店それぞれに抱える問題や大変さがある。
その店を切り盛りする店長の大変さと言ったら…

【てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書】 黒川博行著
黒まめコンビ等、大阪府警捜査一課果が関わる事件を扱う短編集。
この文庫は2014年に発行されたものだが、読んでいると、古さが感じられ……
あとがきを読んでみたら、表題作の「てとろどときしん」は1987年に書かれたものだった。
大阪人の私は普段、当然ながら大阪弁を話す。
が、いつも思うのだが、大阪弁は活字にするとひらがなばかりでとっても読みにくい。
大阪人の私はそう思うのだが…
大阪弁に馴染のない方はどうなんだろう…

【蓮花の契り 出世花】 髙田郁著
髙田郁さんデビュー作、【出世花】の続編であり、完結編。
不義密通の末、男と出奔した母。
その母を打つため娘お艶とともに国を出た父。
父の死により一人残されたお艶は墓寺である青泉寺の三昧聖、お縁こと正縁として生きる。
続編では母と娘、三昧聖としてではなく女として生きるか、岐路にたたされるお縁。
お縁が選んだ生きる道とは…
大好きな髙田郁さんの本ですが、【出世花】に比べると…
最後にお縁が選んだ道は【みをつくし料理帖】の澪を思い出させ…

【インデックス】 誉田哲也著
姫川玲子シリーズ第7弾。8編からなる短編集。
【ストロベリーナイト】から第5弾【感染遊戯】までは読んでいるが、第6弾の【ブルーマーダー】は未読。
「女の敵」は、【ストロベリーナイト】で殉職した大塚巡査との出合いとなった事件の回想。
表題作「インデックス」は前作である【ブルーマーダー】のその後に絡んた物語なので前作を読んでいたらさらに面白かったかなと思う。
「夢の中」と「闇の色」は切なくなる物語で、8編の中では特に良かった。
この本で、玲子は捜査1課に復帰するのだが、新しい姫川班のメンバーと言ったら…
で、最後に菊田登場!!
これからのシリーズに期待が持てる!
そしてそして、第6弾を読んでいないから、菊田の決断を知らず、「えっ?そうなの?」とビックリ。
これは【ブルーマーダー】を読まなければ!

【透明カメレオン】 道尾秀介著
その声を聞くと誰もが振り返るほどの"美声"の持ち主である桐畑恭太郎は深夜ラジオのパーソナリティをしている。
恭太郎が放送終了後に毎日足を運ぶ店は輝美ママが営む(?)「if」
そこに集う、百花、石ノ崎、レイカ、重松。
ある日、三梶恵(ミカジケイ)と名乗る女性が現れ、「if」の面々は彼女に振り回されていく。
前半はなかなか読むスピードがあがらず…
切ないラストに、一気に引き込まれた。
道尾さんの本はこれが11冊目。
道尾さんの本のタイトルは、読んでみて初めて「なるほど~!」と思う。
今回もしかり!



8月は本当に素敵な本に出会えて幸せでした。
9月も素敵な本に出会えることを願いつつ…




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by azu-azumy | 2015-08-31 16:52 | 読書 | Trackback | Comments(2)

2015年7月に読んだ本

7月の読書memoです。
7月に読んだ本は4冊だけ!
なかなかペースが上がりません(涙)

まずはラインナップから。



azumyの本棚 - 2015年07月 (4作品)
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☆☆☆☆4つをつけたのは1冊だけ。
【君たちに明日はない】 垣根涼介著
明日がないのは「俺たち」ではなく「君たち」!
村上真介の仕事はリストラ候補者の面接を行い、退職を納得させること。
そんな仕事を専門に請け負う会社に勤めている。
真介が面接官として向き合う人々との関わり方は…

☆☆☆3つをつけたのは2冊。
【堕ちられない「私」 精神科医のノートから】 香山リカ著
久々の新書は夫の本棚から。
時々、「うんうん」とうなずくこともあったり…
うつ病などの心の病にかかったり、ドラッグ、暴力などの問題を引き起こしたりするのは、実は「堕ちる力」を失った人である。私はそのことに診察室で気づいた──。
誰もが表向き「健全なクリーンさ」を演出する時代。
でも、人間ってそんなに明るく健全なものですか?
精神科医の説く21世紀の「新・堕落論」。(「Book」データベースより)

【モップの魔女は呪文を知ってる】 近藤史恵著
清掃作業員・キリコシリーズ第3弾。
近藤さんのライトミステリーはさらさら~っと読めて好きです。

☆☆2つをつけたのは1冊。
【THE MANZAI<1>】 あさのあつこ著
あさのあつこさんの本を読むのは初めて。
これは学生時代に読みたかったかな…



 

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by azu-azumy | 2015-08-14 00:01 | 読書 | Trackback | Comments(2)

20151年6月に読んだ本

またまた、ブログの更新を怠ってしまいました(汗)。
雨季なのに雨が降らないバンコク。
毎日、暑い!
と言っても、8月はバンコクよりも日本の方が暑くなるのですが…

久々の更新は読書memoから。
2015年6月に読んだ本は6冊。



azumyの本棚 - 2015年06月 (6作品)
胡蝶殺し
近藤史恵
読了日:06月04日
評価3

Qrosの女
誉田哲也
読了日:06月28日
評価3

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☆☆☆☆4つをつけたのは1冊だけ。
【峠うどん物語(下)】 重松清著
久々に重松清さんの本を読みました。
下巻はグッと胸に詰まります。

☆☆☆3つをつけたのは5冊
【峠うどん物語(上)】 重松清著

【胡蝶殺し】 近藤史恵著
近藤史恵さんの歌舞伎シリーズ。
近藤さんの本は読みやすくてサラサラ~と一気読み。

【三つの名を持つ犬】 近藤史恵著
こちらも近藤さんの本。
近藤史恵さんは大好きな作家さんのひとり。
古本屋さんで近藤さんの本をみつけると必ず買ってしまいます^^

【オール・ユー・ニード・イズ・ラブ 東京バンドワゴン】 小路幸也著
東京バンドワゴンシリーズも第9弾になりました。
大好きなこのシリーズ。
安心して楽しめますが、個人的にはそろそろマンネリ感も…

【Qrosの女】 誉田哲也著
アパレルメーカーQrosのCMに出演した謎の美女。
その正体を求めてネット上にさらされる情報。
恐ろしい…





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by azu-azumy | 2015-07-25 18:09 | 読書 | Trackback | Comments(0)

2015年5月に読んだ本

2015年5月に読んだ本も5冊。
では、ラインナップです。


azumyの本棚 - 2015年05月 (5作品)
キアズマ
近藤史恵
読了日:05月11日
評価4

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☆☆☆☆4つをつけたのは2冊。
【キアズマ】 近藤史恵著
近藤史恵さんのロードレースシリーズ。
今回は大学の自転車部が舞台。
前3作同様、ロードレースの世界は面白い!!

【インビジブルレイン】 誉田哲也著
姫川玲子警部補シリーズは大好き。
この本も面白くて一気読みしましたが…
ただひとつ、姫川玲子はやっぱり菊田の方がお似合いだと思うのは私だけか…

☆☆☆3つをつけたのは3冊。
【あいー永遠にあり】 髙田郁著
大好きな髙田郁さんの本。
医師である関寛斎は73歳にして北海道開拓を志す。
その妻、あいは夫である寛斎を支え続ける。
実在の人物をモデルにしたこの小説。
髙田郁はやっぱりすごい人だと思う。
でも、夫に尽くして尽くして尽くすあいに比べ、寛斎はなんて自分勝手な人なのか…と思ってしまう私。
ひねくれている…(汗)

【薔薇をこばむ】 近藤史恵著
近藤史恵さんのミステリーはサラサラと読めてしまう。
ラストはちょっと背筋が寒くなる。

【風のマジム】 原田マハ著
原田マハさんも大好きな作家のひとり。
マジムとは沖縄では「真心」という意味。
そんな素敵な『マジム』という名前を持つ彼女は沖縄産のラム酒作りに奔走する。
モデルになったのは沖縄・南大東島にある「グレイスラム」の社長である女性。
こちらで作られるラム酒「COR COR(コルコル)」を飲んでみたい!



4月、5月と5冊しか読めていません。
そして、今月もなかなかペースがあがらない…



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by azu-azumy | 2015-06-28 15:13 | 読書 | Trackback | Comments(0)

2015年4月に読んだ本

ブログの更新を怠っていたため、4月以降の読書memoもUPしていませんでした(汗)。
まずは4月の読書memoからです。

4月に読んだ本は5冊。
ラインナップは…


azumyの本棚 - 2015年04月 (5作品)
骨を彩る
彩瀬まる
読了日:04月19日
評価4

銀翼のイカロス
池井戸潤
読了日:04月30日
評価4

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☆☆☆☆4つをつけたのは
【カレンダーボーイ】 小路幸也著
久々に小路幸也さんの本を読みました。
東京バンドワゴンですっかりファンになった小路さんの本は大好きです。
2006年、大学教授の三都と大学職員の安斎は幼馴染み。ある日、二人が目覚めたらそこは1986年だった。
二人同時にタイムスリップ。
目覚めると1986年、翌日は2006年。
二人は1986年にやり残したことを遂行しようとする。
そこには三億円事件も絡んでいるのだが…
そのため、2006年の世界は微妙に変化する。
ラストは切ない…。

【骨を彩る】 綾瀬まる著
綾瀬まるという作家を初めて知ったのは「王様のブランチ」だった。
そこで紹介されていたのは「桜の下で待ってる」
かなり興味をそそられ、手帳の読んでみたい作家欄に ”綾瀬まる”と書き込んだ。
不思議なもので、手帳に書き込むとほどなくその作家の本と出会うことが多い。
本屋さんや図書館が充実しているわけではないバンコクでは本を特定してしまうと難しいので、まずはその作家さんが書いた本ならどれでも良いから読んでみよう的なゆるいスタンスでいることが大切。
で、私がであったのが【骨を彩る】
何やら不思議なタイトルで、微妙に怖さも感じるけれど、とにかく読んでみることにした。
その結果は、面白かった!
タイトルが示すように、ちょっと不思議な感じはあるのだけれど、つい引き込まれて読んでしまった。
他の作品もぜひ読んでみたい。

【銀翼のイカロス】 池井戸潤著
半沢直樹シリーズです。
やっぱり面白い!

☆☆☆3つをつけたのは
【モップの精は深夜に現れる】 近藤史恵著
「天使はモップを持って」第2弾です。
キリコの仕事は深夜に会社の掃除をすること。
深夜でなければわからない、そして掃除をする人にしかわからない、会社で働く人たちのもうひとつの顔。
近藤史恵さんの本は大好き。
この本も楽しめました。

【「黄金のバンタム」を破った男】 百田尚樹著
百田さんの「ボックス!」でボクシングの世界を垣間見た私。
ボクシングはスポーツだ!と改めて実感した。
この本はノンフィクションで、日本のボクシング界を詳しく知ることができる。
思い起こせば、子どもの頃、TVでは頻繁にボクシングが放送されていた。
人気ボクサーも多数いた。
しかし、そんな日本のボクシング界の道のりは険しかったとは…
「ファイティング原田」の名前は聞いたことがあるけれど、その試合を見たことはない。
でも、この本を読むと、ファイティング原田が人間的にも魅力あふれるボクサーだったことが良くわかる。
ちょっとボクシングを観戦してみたくなった。



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by azu-azumy | 2015-06-26 15:52 | 読書 | Trackback | Comments(2)

本棚から想像する

わが家は本が多いと思う。
その理由は夫!
私はお気に入りの本以外は引っ越しの度に処分してきた。
でも、夫は違う。
夫曰く「本は財産」らしい。
私以上に読書家の夫は年間100冊以上の本を読んでいるので、おのずと増えていく。
日本の家にもかなりの本があるのだが、バンコクに来てからもその数は増え続けている!

家具付きの家に住んでいるのだが、とても収まりきれず、その都度、カラーボックスを買い足してきた。
現在、夫の本棚として使っているカラーボックスは10個!


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そのうちの4個をリビングの隅に置いている。
写真はそのリビングに置いたもの。
前後にぎっしり詰まっていて、ただただ乱雑に詰め込んでいるだけだと思うのだが…

昨日のこと。
浄水器のフィルター交換に来てくれた日本人スタッフが、夫の本棚に興味深々の様子。
とても若い男性だったのだが、彼も読書が好きだとか。

そんな彼が夫の本棚を眺めた後に

「この本棚から想像したことがあるのですが、言ってもいいですか?」
「何でしょう?」
「ご主人は金融関係にお勤めですか?」
「いいえ、違いますけど」
「えっ?そうなんですか?」

さらに本棚を見た後

「もう一つ、いいですか?」
「どうぞ」
「前任地は中国ですか?」
「そうですけど」

彼、嬉しそうに小さくガッツポーズ。

このことを帰ってきた夫に伝えたところ、ちょっと嬉しそうに
「この本棚からねぇ~」
と、自分の本棚をしばし眺める。
そして、「今、読んでる本、見したるわ~」と鞄から取り出した本がこれ↓。


a0114521_11301288.jpg




私にはただ乱雑に詰め込んでいるようにしか見えない本棚だけど、夫にはこだわりがあったらしい。
今日、来てくれた彼は夫のこだわりに気づいてくれたのか?
満足げな夫の顔~(笑)

彼に残りの本棚を見せたらどんな想像をするのか?
そこには夫のどんなこだわりが隠されているのか?
ちょっと興味が湧いてしまった(笑)



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by azu-azumy | 2015-04-09 11:51 | 読書 | Trackback | Comments(4)

2015年3月に読んだ本

2015年3月の読書memoです。
3月に読んだ本は7冊。
2月の4冊に比べればましですが、それでも7冊は少ない…

ラインナップから。



azumyの本棚 - 2015年03月 (7作品)
約束の海
山崎豊子
読了日:03月22日
評価4

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☆☆☆☆4つをつけたのは3冊。
【返事はいらない】 宮部みゆき著
夫の友人からいただいたミステリーの中にあった一冊。
宮部みゆきさんも大好きな作家さんですが、著作が多いので未読の本も多い!
この本は1991年に刊行された2冊目の短編集です。
25年も前の本ですが、楽しめました。

【チーム】 堂場舜一著
感想はこちら → 

【約束の海】 山崎豊子著
感想はこちら → 

☆☆☆3つをつけたのは4冊。
【ねじまき片思い ~おもちゃプランナー・宝子の冒険~】 柚木麻子著
柚木さんの本はさらさら~と読めるのだが、この本、どうにも違和感と言うか、しっくりこない感じが…
おもちゃプランナーの富田宝子28歳。
片思いの相手、西島のためにこれでもか~!、これでもか~!と力を降り注ぐのだけど…
話の展開がやっぱりしっくりこない…
私がオバサン化している証拠かも(涙)。

【がんばらないけどあきらめない】 鎌田實著
TVで良く拝見する鎌田先生の本を初めてよみました。
心に残っているのは
『幸せはブーメランに似ている。人を幸せにしていると、いつかは大空に飛び立っていった「幸せ」がもどってくる。幸せはそんなふうにできているのだ』

【水を打つ】(上・下) 堂場舜一著
堂場舜一のスポーツ小説はやっぱり面白い。
この本は、競泳、メドレーリレーの世界を描いています。
この本が書かれたのは2010年なのですが、舞台は東京オリンピック。
読みながらちょっと不思議な感じがしました。
スポーツを観戦して感動することがしばしばあります。
一瞬のための努力。
そこにはすさまじい時間と力が注がれるのだということを思い知らされる。
感動の陰にあるものを思いつつ観戦したい!と改めて思いました。



3月は堂場舜一さんのスポーツ小説を3冊読みました。
スポーツ小説に最近、はまっています(笑)。

なかなか戻らない読書ペース。
4月は何冊読めるかしら…







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by azu-azumy | 2015-04-06 10:21 | 読書 | Trackback | Comments(2)

チーム

チーム (実業之日本社文庫)






『堂場舜一』と言えば、ミステリー作家だと思っていました。
彼の本を読み始めたのは最近のこと。
既読は「アナザーフェイス」シリーズ3作のみ。
警察小説なのに読みやすく、続きも読みたいと思っていたのですが、まさかスポーツ小説も書いていたとは…
そのことを知ったのは、ブクログでフォローさせてもらっている方のレビューを読んでのこと。
その方によると、「堂場舜一のスポーツ小説はおススメ!」
さらに、「時間に余裕のある時に読むように。途中で止められなくなるから」と。
これはもう読むしかありません!!

【チーム】は箱根駅伝の学連選抜の選手たちを描いています。
スポーツ音痴の私でも箱根駅伝は知っています。
でも、「学連選抜」というものは全く知らなかった。
(学連選抜とは「関東学連選抜チーム」のことだが、2014年に「関東学生連合チーム」に名称変更になっている。小説では「学連選抜」なので、ここでは「学連選抜」と書かせていただく。)
学連選抜は、毎年10月に実施される箱根駅伝予選会で、出場権を得られなかった大学の中から予選会で成績が優秀な選手が選抜されてできるチーム。
ちなみに監督は箱根駅伝予選会で落選した大学のうち最上位の大学の監督が務めることになっているらしい。
個々人の成績は優秀。
でも、たった一度、箱根駅伝で学連選抜チームとして襷をつなぐことの難しさ。
それぞれの選手の葛藤。
その面白さに一気に読み切りました。

「箱根駅伝」と言えば、【風が強く吹いている】を思い浮かべる私。
★5つをつけている大好きな作品です。
そちらと比べると(比べてはいけないのですが)、【チーム】はリアリティが半端ないのです。
それもそのはず、作者の堂場舜一氏はスポーツライター志望だったのですから!
この本は、駅伝というスポーツがどういうものか、素人の私にしっかり叩き込んでくれました。

巻末の謝辞にある方の名前が!
それは青山学院大学陸上競技部の原晋監督です!!
ビックリ~!!

とても良い本に出会えました。



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by azu-azumy | 2015-03-31 19:07 | 読書 | Trackback | Comments(0)

約束の海

約束の海




これまで山崎豊子さんの本は8冊読んでいます。
【華麗なる一族】3巻、【沈まぬ太陽】5巻。
沈まぬ太陽を読んだのは2009年の9月のことでした(→ 
文庫本5巻の超大作を一気に読みきるほどの面白さでした。

【大地の子】・【二つの祖国】等々、読んでみたい本はまだまだあるのですが、どれも大作。
私には読む前からかなりの意気込みが必要なのです。
いつかは、いつかはという思いだけはあったのですが…
【約束の海】は全3部が予定されていたのですが、この第1部が未完の絶筆となってしまいました。

山崎豊子さんの作品を読むと、そのページ数以上の重みを感じます。
緻密な取材を重ねて書かれた作品。
そのために費やされた時間と努力。
圧倒的な迫力を感じながら山崎豊子の世界に浸りつつ、読まずにはいられなくなります。

主人公の花巻朔太郎は潜水艦「くにしお」の船努士で二等海尉。
その父花巻和成は日本人捕虜第一号酒巻和男がモデルとなっている。
物語は潜水艦「くにしお」と遊漁船「第一大和丸」の衝突事故から始まる。
(この衝突事故は「潜水艦なだしお遊漁船第一富士丸衝突事件」がモデルとなっている。)
この事故への責任のけじめから花巻朔太郎は自衛隊を去るべきではないかと思い悩む。
そんな彼に上官はハワイでの新鋭源水力潜水艦へ乗艦という派米訓練参加を命じる。

ここで第1部「潜水艦くにしお編」は終わっています。
巻末には第2部「ハワイ編」、第3部「千年の海(仮題)」のシノプシスがあるのですが…
第3部まで読みたかったという思いが一層強くなりました。

山崎さんの本を読むと、日本人でありながら、自分の国で起こっていることになんと無関心でいたのかと思い知らされます。
それは【沈まぬ太陽】を読んだ時にも感じたこと。
「潜水艦なだしお遊漁船第一富士丸衝突事件」が起きたのは昭和63年7月23日のこと。
当然知っているはずの事件なのに、私には「そう言えば…」という程度の記憶しかなかった。
さらに、日本人捕虜第一号酒巻和男氏のことは全く知らなかった…

「戦争は私の中から消えることのないテーマです。戦争の時代に生きた私の、゛書かなければならない”という使命感が私を突き動かすのです」と言われていた山崎豊子さん。
ものすごいエネルギーをその使命に注ぎ込んでこられたことを感じさせられました。
ちょっとのんびりしすぎな日々に゛喝”を入れられたような気持ちです。



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by azu-azumy | 2015-03-23 11:03 | 読書 | Trackback | Comments(4)

2015年2月に読んだ本

3月も下旬というのに2月の読書memoがまだでした(汗)。
それでは、ラインナップから。



azumyの本棚 - 2015年02月 (4作品)
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☆☆☆☆4つをつけたのは2冊。
【敗者の嘘ーアナザーフェイス<2>】 堂場舜一著
「アナザーフェイス」シリーズ第2弾。
妻を亡くし、一人息子を育てることを優先し、刑事総務課に移動した大友鉄。
俳優顔負けのマスク。
こんな刑事いないよね…、と思いつつも引き込まれる。
息子優斗との親子関係も描かれる本作。
楽しみました。

【神様の休日 僕らはまためぐり逢う】 岡本貴也著
実話をもとに描かれた物語。
最愛の妻と二人の息子を東日本大震災で失った主人公。
彼の少年時代はとても辛いことが多かったのだが、妻と出会い、ようやく幸せをつかんだ矢先の震災。
全てを失ってしまった主人公が修復師という仕事と巡り合い、生きる力がよみがえってくる…
とても切ない物語でした。

☆☆☆3つをつけたのは2冊。
【水の棺】 道尾秀介著
老舗旅館の跡取り息子である逸夫。
その同級生の敦子の秘密。
逸夫の祖母の秘密。
道尾さんのミステリーはかなり好きなのですが、この本は感受移入できないまま…

【第四の壁ーアナザーフェイス<3>】 堂場舜一著
「アナザーフェイス」シリーズ第3弾。
同じ作家さんの本を続けて読まないようにしているのですが、今回はシリーズ第2弾、第3弾と続けて読みました。
続けて読まない理由は、ちょっと違うテイストの本を読んだ後の方がより面白さが増すのではという勝手な理由(笑)。
で、続けて読んだ第3弾。
面白いのは面白かったのですが…
今回は何だかぐるぐる回ってここに戻ったのね、という感じで…
一気にゴールまで突っ走って読み切ると言う面白さではなく…



2月は4冊という少なさ。
理由は明快!!
実はわが家にもとうとうインターネットテレビなるものがやって来ました。
関東地上波、関西地上波、CS、BS、全36チャンネルが視聴できる。
地上波は7日前まで、CS・BSは5日前まで視聴できる。
見たい番組を見たい時にいつでも見ることができるって、すご~い!!
と、喜んでいたのですが…
この便利なシステムのおかげでついついテレビを見てしまう…
当然、読書量は激減!!
こんなことではあかん~!!
と思ってはいるのですが…


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by azu-azumy | 2015-03-22 11:07 | 読書 | Trackback | Comments(0)

“微笑みの国”での暮らしと大好きな“カービング”や“読書”のことを         


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