カテゴリ:読書( 140 )

幸福な生活

幸福な生活 (祥伝社文庫)



「幸福な生活」
その内容を全く知らず、いつもの古本屋さんで、ただ、百田尚樹さんの本、という理由で手に入れました。

タイトルから想像して、ほのぼのとした作品?あるいはホロリと泣ける作品?
なんて、勝手に想像していたらこれが・・・
ショートショートでした。
それも、かなりブラックです!!

本を購入したら、その帯はすぐに取ります。
理由はただ単に読みにくいから。
いつも読み終わった後、本棚にしまう前にはずしておいた帯をつけるのですが、その帯に
  衝撃のラスト1行!
  そのページをめくる勇気はありますか?
と。

そうなんです!
この本、19編の短編が収録されているのですが、最後の1行は全て、新たにめくったページに書かれているのです。
めっくった瞬間、「ド~~~~~ン!!」って。

最初の「母の記憶」を読んだ時にはページをめくったらそんなことが待っているなんて思ってもみなかったので、気が付けば「こわい~!!」って声に出してました。

最後の1行は「恐っ!」あり、「ん~~~!」あり、「え〝===!」あり、「・・・・・・」あり、「???」あり、「そうきたか~!」あり、「そうくると思ってたわ~!」あり、「やっぱりな~!」あり。
楽しめました。

解説で宮藤官九郎さんが「百田さんは「作風」を持たない作家さんだなと思いました。著者名を隠して幾つか読み比べたら同じ作家だが書いたと気がつくだろうか」と書かれています。
私もそう思います!

百田さんの本、今度はどんなふうに裏切ってくれるだろうと楽しみです。
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by azu-azumy | 2014-02-12 08:45 | 読書 | Trackback | Comments(2)

2014年1月に読んだ本

一月は行く、二月は逃げる、三月は去る。

一昨日、日本語が堪能なタイ人の友人にこの言葉を言ったら、「三月はどうして猿?」
『去る』を漢字を書いて示すと、「行く、逃げるはわかるけど、去るってタイ語では・・・」と考え込んだあと、「ないと思う・・・」って。
そして、しっかりメモしていました。

勉強熱心な彼女。
その熱心さ、私にも分けてほしい・・・


さて、もう7日も逃げてしまった二月。
1月に読んだ本のUPがまだでした(汗)。

デモの間はそうそう出歩くこともできないし、これは読書の時間が増えたと思いましょう!
なんて、考えていましたが・・・
なかなか集中することができず、読書も進みませんでした。

そんな1月に読んだ本は8冊。
まずはラインナップです。


azumyの本棚 - 2014年01月 (8作品)
夢を売る男
百田尚樹
読了日:01月17日
評価3

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☆☆☆☆4つをつけたのは3冊。
【カラスの親指】 道尾秀介著
タイトルを見て、なんかちょっとホラーっぽい?なんて思いつつ読みましたが、面白かったです!
詐欺師の武沢と相棒のテツさん、住処を無くした姉妹、その姉の恋人が加わった5人共同生活。
そんなおかしな5人の共同生活ですから、普通なわけがない。
恐怖におびえる日々。そこから脱却するために5人が選んだ道。

ちょっとじ~んとくる箇所があります。
詐欺師のテツさんが武沢に親指(お父さん指)と人差し指(お母さん指)をくっつけてみて、と言います。
次に親指と中指(お兄さん指)、親指と薬指(お姉さん指)、親指と小指(赤ちゃん指)。
親指とほかの指は簡単にくっつけることができるけれど・・・

「じゃ今度は、お母さん指でやってみてください。同じこと」
武沢は人差し指を、中指、薬指、小指に、それぞれくっつけてみた。
ん、と思わず声を洩らした。小指だけ、人差し指と触れあわせるのが難しいのだ。どうにかできるはずなのだが、指を傾ける角度に無理があり、筋肉が攣りそうになってしまう。
「母親と子供、なかなか上手く寄り添わないですか?」
「うん、難しいな」
「じゃあ、お父さん指をお母さん指にくっつけて、やってみてください」
武沢は親指を人差し指の脇に添えてみた。
「あ、くっついた」
親指が力を貸した人差し指は、難なく小指と寄り添うことができた。
「きっと、そういうことなんだと思いますよ」


そして、親指だけが正面から他の指を見ることができるのですよね・・・

2012年に映画化されていますね。
主演が阿部寛さん、そして姉妹の妹役には能年玲奈ちゃん。観てみたい!!

【限界集落株式会社】 黒野伸一著
黒野さんの本は初めて読みました。
ブクログで評判が良かったので読むのを楽しみにしていた本ですが、評判通り、面白かったです。
過疎化、高齢化、そして生活を営むことすら厳しくなる限界集落。
そんな限界集落を農業で復活させていく。
その道はそうそう容易いものではなく、これまでの人生を引き換えにしなければならないことさえあるけれど・・・
その先には必ず光が。

【東京公園】 小路幸也著
小路さんは大好きな作家さんの一人。
東京の公園で家族の写真を撮る大学生の圭司。
幼い子どもを連れた女性(百合香)の写真を撮ろうとしたところ、その夫から頼みごとをされてしまう。
ファインダーを通した言葉のない会話。圭司の気持ちは揺れる・・・
木漏れ日の中で読書しているような感じを与えてくれる本でした。
ただ、ちょっと結末が想像していたのと違ったかな・・・
この作品も2011年に映画化されているですね。
主演が三浦春馬さん。このキャスティングには文句ありません。
百合香が井川遥さん。井川遥さんと言えば昨年の「ガラスの家」のイメージがしっかり残っているので???なのですが・・・
井川さんがとても美しく、演技が良かった!という評価も多々あり・・・
この映画、ぜひ観てみたい!!

☆☆☆3つをつけたのは4冊
【50代にしておきたい17のこと】 本田健著
夫の本棚で見つけ、2014年最初に読むのはこれ!と決めてました(笑)。
本田さんは10代、20代、30代、40代、50代、それぞれに17のしておきたいことを書かれています。
特に新しい発見があったわけではありませんが、自分自身でけじめみたいなものがついたかな・・・

【アイスクリン強し】 畠中恵著
時代が「江戸」から「明治」になった後の東京が舞台。
西洋菓子職人の主人公。
元士族で警察官となった友人たちは「若様組」と呼ばれている。
彼らのまわりで起こる事件。
ちょっと期待はずれな部分もあり・・・

【夢を売る男】 百田尚樹著
本を選ぶとき、まず手にするのはお気に入りの作家さんの本。
次に、ブクログなどのレビューで気になった本。
そして、ジャケ買い、もしくはタイトル買い(笑)。
でも、その本がどんな経緯で単行本となったか、文庫本となったか、などということは考えたこともありませんでした。
最近、書店に並べられる本のからくり(というほどのものでもないけれど・・・)をほんの少し知ったりして、興味は湧いてきてはいたが、それ以上、積極的に知ろうとは思ってもみません。
それが、こんな形で知ることになるとは・・・
好きな作家さんのひとり、百田尚樹さん。
古本屋さんで「夢を売る男」を見つけたときには本の内容も知らぬまま即買い。
で、読み始めてみると・・・
ジョイント・プレイス方式と言う名を借りた自費出版で、本を出してみたいと思っている素人作家を見事に丸め込み、200万近いお金を出させて本を出版する。
実際に本は出版されるし、一部の書店には並べられるのだが・・・
前半、そんな手口で次々に契約を成立させていく様子からこの本はどこへ連れて行くつもりだ?と思っていたら、後半の章では“小説家の世界”が暴露される。
わわわ・・・、百田さん、そんなことおっしゃってもいいのですか?
もしかしてケンカ売ってる???と、我がことのようにちょっとビビったりしていたらご自分のこともちゃっとおっしゃってました。
「元テレビ屋の百田某みたいに、毎日、全然違うメニューを出すような作家も問題だがな」って・・・

私にはひとつ、以前から疑問に思っていたことがあります。
それが「小説誌」。
読書好きを公言しているが、この「小説誌」というものを読んだことがなく・・・。
それで、読書好きって言ってよいのか・・・、と、心の片隅で思ったりしたこともありましたが・・・
百田さんの暴露で、「小説誌」ってそうなのかぁ~!!とスッキリ。
おかげで(?)、罪悪感なく読書好きを公言し続けられます。
そしてもうひとつの謎、「書き下ろし」。
私の個人的感想ですが、「書き下ろし」っていまいち好みではない場合が多かったりするのですが・・・
でも、この謎もちょっと納得したりして。
ちなみに、この「夢を売る男」も実は「書き下ろし」でした(笑)。

【星のかけら】 重松清著
大好きな重松さんの本を発見!と、無条件で購入。
実はこの作品、「小学六年生」に連載されていたものでした。
小学生の時に読んでいたら感動~!だったと思うけど、さすがにちょっと物足りない。

☆☆2つをつけたのは1冊。
【新釈 走れメロス 他四篇】 森見登美彦著
リビングのテーブルにこの本を置いていたら夫が「走れメロス読んでんの?!」と驚いてましたが、こちらは森見さんの新釈です。
森見さんの本は以前から読んでみたいと思っていました。
この本、ブクログでもとても評判が良いのですが、私にはちょっと・・・
他四篇は「山月記」、「藪の中」、「桜の森の満開の下」、「百物語」
オリジナルを読んだことがあるのは「走れメロス」と「藪の中」だけ。
他の作品はオリジナルを知らないのでさらに・・・
太宰治の「走れメロス」が無性に読みたくなりました。



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by azu-azumy | 2014-02-07 11:16 | 読書 | Trackback | Comments(0)

2013年azumyの本棚

2013年に読んだ本は133冊。
年間目標の100冊を大幅にクリア。
8月~10月の体調不良がこの要因なわけで・・・、素直に喜べないのが辛いところ。

昨年読んだ作家さんの人数は73人。

まずは作家別ランキング。
第1位 池井戸潤、髙田郁、東野圭吾 (8冊)
第4位 有川浩 (6冊)
第5位 原田マハ (5冊)
第6位 重松清、百田尚樹、誉田哲也 (4冊)

昨年1位の東野圭吾さんは今年もやっぱり1位です。
池井戸潤さんは昨年4位からの大幅アップ。
髙田郁さんは一昨年、出会って大好きになった作家さん。
そして、何と言っても昨年は原田マハさんとの出会いが大きかった~!
有川浩さんも大好きな作家さんのひとりですが、昨年はランキング外だったのよね~


続いては昨年の身勝手評価。
☆☆☆☆☆5つをつけたのは14冊
【今朝の春】・【小夜しぐれ】・【心星ひとつ】・【残月】(前述の4冊は「みをつくし料理帖しりーず」)、【銀二貫】(髙田郁・5冊)
【独立記念日】・【本日は、お日柄もよく】・【楽園のカンヴァス】・【キネマの神様】(原田マハ・4冊)
【影法師】・【海賊と呼ばれた男(上・下)】 (百田尚樹・3冊)
【旅猫リポート】 (有川浩・1冊)
【横道世之介】 (吉田修一・1冊)

☆☆☆☆4つをつけたのは52冊
【オレたちバブル入行組】・【銀行仕置人】・【シャイロックの子供たち】・【ロスジェネの逆襲】・【民王】(池井戸潤5冊)
【八朔の雪】・【花散らしの雨】・【想い雲】・【夏天の虹】(髙田郁・「みをつくし料理帖シリーズ」から4冊) 
【歪笑小説】・【禁断の魔術 カリレオ8】・【夢幻花】(東野圭吾・3冊)
【クジラの彼】・【県庁おもてなし課】・【空飛ぶ広報室】(有川浩・3冊)
【ルパンの消息】・【64(ロクヨン)】(横山秀夫・2冊)
【夜の光】・【先生と僕】(坂木司・2冊)
【スコーレNo.4】・【太陽のパスタ、豆のスープ】(宮下奈都・2冊)
【凍りのくじら】・【太陽の座る場所】(辻村深月・2冊)
【モーニング mourning】(小路幸也)
【ストロベリーナイト】(誉田哲也)
【輝く夜】(百田尚樹)
【悪の教典・上巻】(貴志祐介)
【サクリファイス】(近藤史恵)
【しあわせのパン】(三島有紀子)
【七人の敵がいる】(加納朋子)
【十字架】(重松清)
【蝶々喃々】(小川糸)
【恋せども愛せども】(唯川恵)
【鹿男あおによし】(万城目学)
【一分だけ】(原田マハ)
【ななつのこ】(加納朋子)
【その時までサヨナラ】(山田悠介)
【晴れた日は図書館へ行こう】(緑川聖司)
【ハルさん】(藤野恵美)
【それからはスープのことばかり考えて暮らした】(吉田篤弘)
【ソロモンの犬】(道尾秀介)
【ローカル線で行こう!】(真保裕一)
【陽だまりの彼女】(越谷オサム)
【真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒】(大沼紀子)
【思い出のとき修理します】(谷瑞恵)
【風に舞い上がるビニールシート】 森絵都著
【天国はまだ遠く】(瀬尾まいこ)
【きいはいい子】(中脇初枝)
【花の鎖】(湊かなえ)
【平台がおまちかね】(大崎梢)
【萩を散らす雨 -紅雲町珈琲屋こよみ】(吉永南央)
【文・堺雅人】(堺雅人)


2013年に読んだ本の半分が☆4つ以上ってすごい!
身勝手評価を見ても髙田郁さんと原田マハさんの大躍進はすごい!
読んだ本のすべてが☆4つ以上ですから!!

昨年は素敵な本にたくさん出会えた年でした。
今年も素敵な本に出会えますように。
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by azu-azumy | 2014-01-16 11:21 | 読書 | Trackback | Comments(2)

2013年12月に読んだ本

ご心配をおかけしていますが・・・
13日以降「どうなるか全くわからない!」という状況です。
とりあえず、13日からは家にこもる!ことを前提に準備を進めています。
心配は尽きませんが、気持ちだけは明るく!明るく!
ブログの更新もぼちぼちと~。

まずは2013年1年間にに読んだ本、2013年12月に読んだ本のUPがまだでしたので、そちらから。
12月に読んだ本は8冊でした。

ラインナップです。


azumyの本棚 - 2013年12月 (8作品)
民王 (文春文庫)
池井戸潤
読了日:12月25日
評価4

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☆☆☆☆4つをつけたのは5冊
【ロスジェネの逆襲】 池井戸潤著
半沢直樹シリーズ第3弾。
感想はコチラ →

【民王】 池井戸潤著
えっ?これって、ほんとに池井戸潤さんの本ですか?
いままでの作品とは全くテイストが違う。
父と息子が入れ替わる・・・?どっかで似たような話があったような・・・
その父が総理大臣だなんて・・・
それはないでしょ~!と思いつつも楽しめました。

【平台がおまちかね】 大崎梢著
初めて読んだ大崎梢さんの本。
感想はコチラ →

【萩を散らす雨 -紅雲町珈琲屋こよみ】 吉永南央著】
おばあちゃん探偵と言って思い浮かぶのは、アガサ・クリスティの「ミス・マープル」ですが・・・
この本のおばあちゃん探偵・杉浦草76歳。
ほのぼのミステリーかと思いきや・・・
なんだろ、今までにない感じ。
と言うのも、主人公は徘徊しているのかと間違われたり・・・
随所に歳をとるという現実をつきつけられるのです。
それでも前向きに生きているお草さんの姿は切ないときもあるけれど、好きです。

【文・堺雅人】 堺雅人著
堺雅人さんのエッセイ。なかなか面白かったです。
感想はコチラ →

☆☆☆3つをつけたのは3冊
【ヒア・カムズ・ザ・サン】 有川浩著
真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。
彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。
強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。
ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。
カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。
父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。
しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた・・・。

この7行のあらすじが全く違う二つの物語となる。
「ヒア・カムズ・ザ・ザン」と「ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel」
一粒で二度おいしい・・・、いや、ちょっと違うか~(笑)。
私にはカオルと父の関係がすとんと入ってこなかったなぁ・・・
真也の能力(?)も、もう少し見せてほしかった・・・

【世界から猫が消えたなら】 川村元気著
感想はコチラ →

【疾風ロンド】 東野圭吾著
さらさらと一気に読めました。
どこかで「白銀ジャック」を思い起こさせる・・・



来週は自宅で過ごす時間が長くなりそうなので、読書に費やそうと思っています。
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by azu-azumy | 2014-01-11 13:54 | 読書 | Trackback | Comments(4)

文・堺雅人

半沢直樹で今年、時の人となった堺雅人さん。
『倍返し』が流行語大賞を受賞したり、CMのギャラが2倍になったらしい、とか・・・、堺雅人の話題は事欠かない。
さらに、中国の大手ポータルサイト・捜狐(SOHU)が独自に選んだ「世界で最も美しい50人」ではトップに選ばれたとか!
すごいなぁ~!!

そんな、堺雅人を私が初めて知ったのはTVでも映画でも舞台でもなく、冨田靖子との熱愛報道だった。
当時、冨田靖子の方が知名度が上で(と、私は勝手に思っている)、堺雅人って誰?ぐらいの印象しか残っていない。

俳優・堺雅人との出会い(?)はNHK大河ドラマ「新撰組」。
堺雅人演じる山南敬助はかっこ良かった。

次に私がTVで堺雅人を見たのは「恋するハニカミ」。
芸能人が相手を知らされないままに待ち合わせ、デートをするというバラエティー番組。
堺雅人のお相手は女優・大河内桃子。
この二人のデートの様子を見て、私が思ったことは・・・、「堺雅人さんってプライベートも山南敬助みたい」。
カメラが回ってるんだからプライベートってわけではないのに何故だかそんな印象をもってしまった。

その後は、TVドラマ「秘密の花園」、「篤姫」、「リーガルハイ」、「大奥」、映画は「クライマーズ・ハイ」を観たぐらい。
(その他にも主演ではない作品は観たことがあるかもしれないけれど、記憶に残っていない・・・)

「喜怒哀楽をすべて笑顔で表現する」と言われている堺雅人。
爽やかで癒し系、好きな俳優ではあるけれど、それほど強烈な印象を植えつけられることはなく・・・

池井戸潤さんの原作が好きで観始めた「半沢直樹」
そこで、私の中の真面目な堺雅人が暴走しはじめた(笑)。

今、遡って堺雅人さんの出演作品を観たいという気持ちが強くなっている。
まず手始めに2009年に放送された情熱大陸を観たのだが、私の中の堺雅人イメージ、少しずつ変化している。
俳優・堺雅人の持っている引き出しは奥行きが深い・・・、そんな感じ。
って、完全に上から目線・・・(大汗)


文・堺雅人 (文春文庫)



堺雅人のもう一つの顔。本人曰く、素人作家。
初エッセイ【文・堺雅人】を読んだ。

月刊誌に連載されていたエッセイと雑誌の対談が収められている。
エッセイのタイトルはすべて漢字一文字。たとえば、「髭」だったり、「酒」だったり、「鈍」だったり。
堺さん自身、だんだんそれがルールになってきて、いい一文字が思いつかない時には「まけた」とすら思うようになったとか。
本のタイトル【文・堺雅人】は文章の最後に執筆者を(文・〇〇〇)と書く、あそこからとられてるんだろうなぁ・・・、と勝手に想像している。

初めて読む堺雅人さんのエッセイ。
『天璋院篤姫』の作者・宮尾登美子さんとの対談で、宮尾さんが堺さんのことを「読書家だというし、随筆も書くというし、インタビューでも語彙が多いし・・・」と称されている。
「情熱大陸」でも堺さんの読書家ぶりはうかがえたが、この本を読んで本当にそう思った。
そして、やっぱり頭の良い方だと。
実は私、エッセイはあまり好きではない。
(こちらのブログでは何度も言ってますね・・・)
でも、このエッセイは面白かった。
堺雅人はやっぱり真面目で努力家。
だからこそ、今、俳優・堺雅人は注目されているんだろうなぁ・・・。
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by azu-azumy | 2013-12-27 19:49 | 読書 | Trackback | Comments(2)

世界から猫が消えたなら

世界から猫が消えたなら


2013年本屋大賞にノミネートされた本です。

面白かったけれど・・・
不思議な本でした。

30歳の郵便配達員の主人公は突然、余命あとわずかと宣告される。
その彼の前に現れた悪魔。
悪魔の提案は寿命を1日延ばすためにこの世界からひとつ存在を消すこと。
消すことと引き換えの寿命。
彼の選択は・・・

何でもあって、便利な世の中。
そこからひとつずつ「物」を消していくとどうなるのか・・・
最初に消された電話。 
「携帯に自分の絆と記憶を完全に任せている」と言う彼。
私もまさにその通りだ。
私の記憶にはなく、携帯だけが記憶している番号。
今、突然、私の携帯が消えてしまったら、それは私の絆が消えることに等しいかも・・・
恐ろしい・・・。

携帯が登場して、「待ち合わせ」が格段に変化した。
駅にあった「伝言板」はいつ、消えてしまったのだろう・・・
待ち合わせしたのに会えなかった・・・
なんて、ことは、今はないのだろう。
大袈裟に言えば「待ち合わせ」で運命が変わったことだってあっただろうに・・・
だから、待ち合わせは特別で、重要だったのに・・・
待ち合わせの約束は、どこか業務連絡のようにすら感じることがある。
時間や場所を勘違いしていようが、すぐに連絡がつく。
相手が遅れたら、ハラハラしたり、その相手が恋人だったりしたら、約束の時間の前からドキドキワクワクしたり。
そんな気持ちが、今は薄れているのかもしれない・・・

待ち合わせと言えば、私には苦い経験がある。
まだ、携帯電話を持っていなかったころの話。
初めてできた韓国人の友人とは大学のセミナーで知り合った。
京都の大学での2週間のセミナーが終わり、韓国に帰ることになった友人が、帰る前に大阪見物がしたいと言う。
じゃあ、一緒に行こう!と提案した私。
JR京都から新快速に乗って大阪まで来る彼女との待ち合わせ。
大阪が初めての彼女。
その当時、夫の転勤で大阪を離れていた私。久々の大阪、その上、私の方向音痴は当時から相当なものだったわけで・・・
この二人が大阪で待ち合わせる。
午後1時ごろ大阪駅に到着する新快速の1両目に乗った彼女との待ち合わせは、到着ホーム。
彼女には「決してそこを動かないで!」と言った私。
私たちは何の根拠もないけれど会えるものと信じて疑うこともなかった。

が…、結局、私たちは会えなかった。
私が待っていたホームに彼女の乗った電車は来なかった。
しかし、彼女は大阪駅に来ていた。
間違いなく新快速の1両目に乗って。

お互い、約束はちゃんと守っていたのに会えなかった・・・
まるでミステリーのように。
さて、ここで問題です!
どうして、私たちはであえなかったのでしょうか?

正解は・・・、とてもシンプルでとても簡単。
普段、京都からの電車は大阪駅の5,6番線に到着するのだが、時間帯によって到着ホームが変わる場合がある。
私が待っていたのは5,6番線。彼女が到着したのは別のホーム。
私は待ち合わせの30分位前からホームにいたのに、到着ホームが変わることがあるということがすっぽりと頭の中から抜け落ちていた・・・
初めて大阪を訪れる彼女にはそんなことはわからない。
私が言った「1両目に乗って、大阪駅で降りたら、そこを動くな!」を忠実に守っただけのこと。

お互いに約1時間、ホームで待っていた。
その後、私は一旦ホームを出てみることに。
ちょうどそのころ、彼女はアナウンスを頼んだらしいのだが、ホームから離れていた私はそのアナウンスを聞いていない。

連絡が付いたのは夜、ホテルに戻った彼女と。
その電話で話すまで、お互い「どうして来なかったんだろう」と思っていた。
ほんの少し腹を立てながら・・・
でも、事の顛末を語り合ってみると、それはもう笑い話で・・・


で・・・
この彼女とは後日談がある。
この日大阪で会えなかった私たち、翌日、私が関空に見送りに行くことになった。
実は私、この時、関空に行くのが初めてだった。
それまではずっと伊丹空港を使っていたので・・・
そんな二人が関空で待ち合わせ・・・

私にわかっていたのは彼女がJR京都駅から「はるか」に乗って関空まで来ること。
アシアナ航空の〇〇〇便に乗るということ。

結局、二人はまた会えなかった・・・

このことがあってから、私には待ち合わせはかなり特別なものになった。
待ち合わせ時間までのドキドキ、会えたときの喜び。

でも、今はそんなこともすっかり忘れ、携帯電話のお世話になっております・・・(笑)
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by azu-azumy | 2013-12-23 11:02 | 読書 | Trackback | Comments(0)

バンコクの古本屋さん

いつも利用している古本屋さんは【ブックオブワールド】・【サンブックス】・【キーブックス】の3軒。

「ブックオブワールド」はBTSプロンポン駅構内(?)にあります。
新しい本はお店の前に並べていますので、フジスーパーの行き帰りなどにお店の前を通るときには必ずチェックします。
以前は、作家別あいうえお順に本が並んでいたので、お目当ての本を探しやすかったのですが、少し前にこのシステム(?)が廃止されました。
こちらのお店はオーブンエアー(?)で頭上に2台扇風機が回っているだけ。
その上、とても狭く、本棚の上の方にある本はその場で反り返って探さなければならない。
下の方にある本は体を45度回転させて、しゃがまなければならない。
そして何より、暑い中、本を探すのは一苦労。
集中力が続かず、早々に退散してしまいます(笑)

ソイ39のパクソイ近くにある「サンブックス」
こちらは小さいけれど店舗なので、涼しい店内で本を探せるのがうれしい。
(最近、冷房の温度を上げて扇風機をまわしているようですが・・・)
ブックオブワールドよりも蔵書も多い。
以前は本棚に入りきらない本を背表紙を手前側に向けて平積みしてあったので、首を90℃傾けて書名を確認しなければならず、途中で気分が悪くなって断念することも(笑)
最近は本棚を新調したのでちょっと見やすくなりましたが、それでも入りきらない本は以前のように積み上げられています。
でも、ここのスタッフのお姉さんとはすっかり顔なじみで、いつも笑顔で挨拶してくれるからちょっと気分が良いのです♪

この2軒に加え、フジスーパー1号店の近くにできた【キー・ブックス】にもちょくちょく顔を出すようになりました。
店内が明るく、新刊(と言っても古書ですが)も見やすく、その他の本は作家別あいうえお順に並べてあります。
さらに、発行年の古い本は20バーツ(約60円)、60バーツ(180円)の2種類で、比較的きれいな本もあるので、お目当ての本がみつかればラッキーです。
お店には日本人店員さん(オーナーさん?)がいらっしゃることも多く、スタッフの元気が良い。
リクエストをした本の取り置きもしてくれるらしい。
ただ、いつ入荷するかはまったくわからない古本なので、リクエストされている方はいらっしゃるのか・・・
そうそう、あの(?)『ロスジェネの逆襲』はこちらで手に入れました。


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「ブックオブワールド」は日本人会会員、クラブタイランド会員は5%割引になります。
少し前からポイントカードも導入しました。
写真左側の2枚のカードがそれです。
日本人会会員カードを提示して5%割引してもらった上に、支払額100バーツにつき1スタンプ。
10ポイントで100バーツ割引ですが、20ポイントでは300バーツ(約900円)割引になります。
有効期限は半年です。

「サンブックス」ではサンブックスカードを提示すると、100バーツ以上の購入で10%割引。
私が持っていたサンブックスカードは夫の物でした。
「このカードはどうやってもらったん?」と尋ねたところ、夫曰く「なんか知らんけどくれたんや」。
カードの裏に本人以外でも使えると明記されていたので、ずっと私が使っていました。
2か月ほど前、スタッフのお姉さんが古いカードを写真のオレンジのメンバーカードに替えてくれました。
そしたらなんと、今までの特典に加え、1000バーツ(約3000円)以上購入では20%割引!
カードに有効期限はないしね^^
ちなみに現在はメンバーになるには100バーツかかるらしいです。
最近はほとんど「サンブックス」で購入しています。
本をじっくり探せるし、ブックオブワールドと比べ、ちょっと安い(個人的感想ですが・・・)。


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「サンブックス」には週に1~2回行って、2~3冊買うことが多いかな。
なのでいつも10%割引。
昨日は、たまたま欲しい本がたくさんあったのでまとめて購入したら1000バーツ超えてました。
初めての20%割引。うれしい^^
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by azu-azumy | 2013-12-12 16:00 | 読書 | Trackback | Comments(6)

平台がおまちかね

平台がおまちかね (創元推理文庫)



大崎梢さんの本は初めて読みました。
タイトルの「平台がおまちかね」を見たとき、「平台」って何?
もしかして登場人物の名字?なんて思ってしまいました(汗)

書店でベストセラーや〇〇フェアなんかで本が平積みにされているあの台のことを平台というそうな!
いや~、初めて知りました。

明林書房の新人営業マン、井辻智紀。
かろうじて中くらいと言える出版社である明倫書房の本の営業に励む智紀。
取引先の書店や新人賞賞贈呈式で繰り広げられるほんわかミステリー。

読書が大好きな私ですが、その本がどうやって書店に並ぶのかは考えたこともありませんでした。
この本はそんな舞台裏を垣間見ることができて、楽しませてくれます。

子どもの頃、近所には小さな書店があったっけ。
高校生になったころから、本を買うのは紀伊国屋や旭屋といった大型書店になり・・・
気が付けば、近所の小さな書店は姿を消していて・・・
最近は海外在住のため、もっぱらインターネットで本を購入することが多いけれど、この本を読んだら、本は本屋さんで買いたい!という気持ちがさらに強くなってきました。

これからは書店に並ぶ本を手に取るとき、書店員さんの棚づくりのこだわりにちょっと思いをはせるのも愉しいかも・・・
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by azu-azumy | 2013-12-11 19:20 | 読書 | Trackback | Comments(2)

500冊!!

もともと読書は大好きですが、仕事をしていた頃は「読書=仕事関係の本」だったので
「読書を楽しむ!」という基本的なことを忘れがちでしたが・・・
来タイ以来、読書を楽しむ時間が増え、読書量が格段にUPしています。
そして、読んだ本を記録する方法を模索していたときに知ったのがブクログ

ブクログに自分の本棚を作って管理していますが、これがとっても便利♪
さらにブクログの産物は、今まで偏っていた私の読書にほんの少しですが幅を持たせてくれたような気が・・・
と言うのも、ブクログのおかげで知った作家さんがたくさんいるからです!
おかげで素敵な本に出会い、大好きな作家さんが増えました!

そんなブクログへの登録を始めたのは2009年から。
記念すべき1冊目の登録は東野圭吾さんの【白夜行】でした。
実は、私が最初に読んだ東野圭吾さんの本がこの【白夜行】です。

そして、昨日、池井戸潤さんの【ロスジェネの逆襲】でブクログへの登録が500冊になりました!

約5年を要しましたが、やっぱり節目の500冊はちょっとうれしい♪
記念(?)に500冊をちょっと振り返ってみることにします。

まずは作家さんから。
何人の作家さんの本を読んだだろうとチェックしてみると、その数、135人(アンソロジーなどは含めていません)。
一番たくさん読んだ作家さんは誰だろう?とチェックしてみると
第1位  東野圭吾  71冊
第2位  重松清   41冊
第3位  宮部みゆき 32冊
第4位  横山秀夫  13冊
第5位  角田光代  12冊
第6位  有川浩・池井戸潤・坂木司・乃南アサ   11冊
第9位  海藤尊   10冊
第10位  浅田次郎・髙田郁   9冊


そして、azumyの身勝手評価では
☆5つをつけたのは34冊、☆4つは158冊、☆3つは230冊、そして☆2つは32冊でした。

☆5つをつけた作家別ランキング(本はコチラで→
第1位は髙田郁さんの5冊です!何と言っても【みおつくし料理帖シリーズ】に出会ったことが大きい!!
第2位は4冊の重松清さん、原田マハさん、百田尚樹さん。
重松清さんは【その日の前に】で大ファンになった作家さんですが、相変わらず重松節にうるうるしています。
百田尚樹さんは【永遠の0】でやられました。最近では【海賊と呼ばれた男】がヒットでした。
もう一人の原田マハさんとの出会いはまぎれもなくブクログのおかげです。
ブクログを始めていなければ原田マハさんとの出会いはもっとずっと後になっていたのは間違いありません。
もしかしたら、出会いそのものもなかったかも・・・
第5位は東野圭吾さんですが、☆5つに3冊しか入っていなかったのか・・・、と我ながらビックリ。
第6位は2冊の浅田次郎さん、有川浩さん、池井戸潤さん、山崎豊子さん。

私の身勝手評価の基準は☆3つは普通に面白い、☆4つは好き!、☆5つは大好き!!です。
ほんと身勝手な基準でごめんなさい!
友人に「おススメの本は?」と聞かれるとこには☆4つ以上の本をすすめています。
が・・・
ブクログを始めて、改めて気づいたこと。
読書の好みも人それぞれ!です。
ブクログの評判がかなり良くて評価が高くてもあまり好きになれなかった本もあります。
その逆もまたしかり。

興味のある本、読みたい本は数多あるけれど、いかんせん時間が足りない!
全て読むことは不可能なわけで・・・
そう思うと、☆5つの本との出会いは超ラッキー!!ですね。

これからもブクログを活用しつつ、読書タイムを楽しみたいと思っています。
素敵な本との出会いを祈って!!



私の本棚
ブクログ
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by azu-azumy | 2013-12-04 14:35 | 読書 | Trackback | Comments(4)

ロスジェネの逆襲

半沢直樹ブームの陰で古本屋さんから姿を消していた池井戸潤さんの本。
見つからないものとあきらめつつも、こまめに古本屋さんをチェエクしていた賜物か~
ついに、【ロスジェネの逆襲】をゲットしました!!


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バンコクの本の値段をちょっとご紹介。
【ロスジェネの逆襲】は定価が1500円ですから、日本で買えばもちろん1500円
それが、バンコクの紀伊国屋さんで買うと840バーツ。日本円にすると約2500円
それを古本屋さんで買うと400バーツ。約1200円です。

いくら読みたい本と言えども2500円はちょっとねぇ・・・
でも、この本、バンコクの紀伊国屋さんで買って、古本屋さんに売ってくださった方がいるおかげで私は1200円で手に入れることができました。
ありがたや~!!



ロスジェネの逆襲


期待通り面白かったです。
ただ、ドラマを見てしまった後なので、常に堺雅人さんの顔がちらつく~(笑)。

団塊世代にバブル世代。そしてロスジェネ世代。
ついつい、世代論で片づけてしまいそうになるけれど、結局は人なんだよねぇ・・・

その昔、上司から「新人類」と呼ばれていた時のことを思い出しました。
当時は自分自身では当然のことと思って行動していたことを今になって思い出してみると
あんなことよくやってたなぁ・・・と、恥ずかしくなることも。
そんな自分のことはすっかり忘れ、「今の若い人は・・・」、な~んてえらそうなことを言っていたこともあったっけ・・・

そんなことも思い出しつつ読んだ半沢直樹シリーズ第3弾。
やっぱり、半沢直樹は男前だ~!!
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by azu-azumy | 2013-12-03 22:24 | 読書 | Trackback | Comments(4)

“微笑みの国”での暮らしと大好きな“カービング”や“読書”のことを         


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