2017年10月に読んだ本

11月になりました。
日本は3連休ですね。

10月の読書memoです。
10月に読んだのは3冊だけ…
少なすぎますね!


azumyの本棚 - 2017年10月 (3作品)
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今月の3冊はすべて☆☆☆3つの評価です。

【雪煙チェイス】 東野圭吾著

【白銀ジャック】【疾風ロンド】に続く、スキー場を舞台にしたシリーズの第3弾。
前2作も読んでいます。
東野さんのミステリーの中では軽くて、さらさら~っと読めます。
ということは…、ちょっと物足りない?

【あなたは、誰かの大切な人】 原田マハ著

日本で買ってきた本の中から、さっそく1冊読みました。
原田マハさんも大好きな作家さんの一人。

6人の女性を主人公にした短編集。
年齢も職業も背負っているものもちがう彼女たちに共通なこと。
”一生懸命に生きている”ということ。
困難な状況になったとき、見えてくる”大切なこと”、”大切な人”

解説の中にあったことば。
<自分は、自分の大切な人>
納得!!!

6編のうち、一番好きなのは『波打ち際の二人』
ハグとナガラの物語。
【星がひとつほしいとの祈り】【さいはての彼女】にも登場するあの二人です。

【おまえじゃなきゃだめなんだ】 角田光代著

角田さんの本は久々に読みました。

短編というか、ショートショートというか、とても短い。
その短い中に、ぎゅっと詰まってるという感じ?
楽しみました。


読みたい本がスタンバイ中なので、11月はもう少し読めるかな?








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by azu-azumy | 2017-11-03 19:27 | 読書 | Trackback | Comments(1)

2017年9月に読んだ本

昨日から写真がUPできません。
時々、こういうことがあるのですが…
なぜだろう???

今日も試みてみましたが、やっぱりダメでした。

明日で10月も終わり。
月末恒例の読書メモをUPしようと思ったら、9月に読んだ本をUPしていませんでした。
長らくブログをさぼっていましたからね…(汗)
というわけで、今日は2017年9月に読んだ本です。
9月に読んだ本は7冊。
まずはラインナップ。



azumyの本棚 - 2017年09月 (7作品)
明日の子供たち
明日の子供たち
有川浩
読了日:09月24日
評価5

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今月の身勝手評価。
☆☆☆☆☆5つをつけたのは2冊。

【あきない世傳金と銀<4> 貫流篇】 高田郁著

ブログでもUPすみですね。
レビューはこちら → 

【明日の子供たち】 有川浩著

有川さんの本は久しぶりに読みました。
1年ぶりくらいかな?
有川さんも大好きな作家さんのひとり。

元営業マンの三田村慎平は児童養護施設「あしたの家」に転職。
情熱にあふれる慎平。
愛想はないが子供たちへの思いは強い和泉和恵。
理論派のベテラン猪俣吉行。
そして子供たち。

ここで暮らす子供たちにとって、養護施設とは何なのか…?
義務教育を終えたら、高校に進学しない限り、施設を出なければならない。
高校に進学してもその先は…
大学に進学することは経済的にも、とても難しいこと。

子供たちに寄り添う職員、そして子供たち。
みんな悩んでいる。
そんな厳しい状況の置かれていても、みんな前に進んでいく。

とても良い本に出合いました。

☆☆☆3つをつけたのは

【嫌われる勇気 ー自己啓発の源流「アドラー」の教え】 岸見一郎著

130万部突破のベストセラー。
ようやく手にしました。

アドラー?????
まったく知らなかった。

「すべての悩みは、対人関係の悩みである」
「人はいまこの瞬間から変われるし、幸福になることができる」
「問題は能力ではなく、勇気なのだ」

人を傷つけないように、嫌われないように。
私自身、そのことに心を砕いてきました。

ここに書かれているように、「そのような人は、たしかにまわりからの受けはよく、彼(彼女)を嫌う人は少ないかもしれませんが、その代わり、自分の人生を生きることができないことになるのです」

心に響く~!
納得です。

私の言葉で相手がどう思うか…
それを考えるのは私の課題ではない。
どう思うかは相手の課題。
そう言われると、とても楽になる。

「他者はあなたの期待を満たすために生きているのではない」

勇気をもらえる本でした。

【晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ(出張編)】 大崎梢著

成風堂書店シリーズ第2弾。
駅ビルにある成風堂。
そこで働く木下杏子、アルバイトの西巻多絵。
杏子のもとに元同僚が務める老舗書店が巻き込まれた事件解決依頼の手紙が届く。
杏子と、多絵は事件の謎を解くため長野へ向かう。

大崎梢さん自身、元書店員。
書店員ならではの視点が面白い!

【ターンオーバー】 堂場舜一著

堂場舜一さんのスポーツ小説。
高校野球、アメフト、やり投げ、マラソン、ラグビー、プロ野球。
7編の短編集。
堂場舜一さんのスポーツ長編はとても面白い!
短編はちょっと物足りなかったかな…

【ランチタイムは死神と】 柴田よしき著

柴田よしきさんの本は3冊目。

わたしは死神。人が死ぬ時に魂を死後の世界、黄泉の国へと連れて行くのが仕事です。今、わたしがここにいるのは、あなたか、あなたのそばにいる誰かが、もうじき死ぬからなんですよ…。憧れの男性の婚約者が死ぬという妄想に囚われてしまったOL多美。窓際族の総務部主任島野に悩みを打ち明けると、存在感の薄い中年男は、奇妙なことを言い出した―。感涙の不思議ミステリー。 (BOOK データベースより)

☆☆2つをつけたのは1冊。

【考えない練習】 小池龍之介著

ついつい考え込んでしまう性格。
いったんギアが入ると、なかなかニュートラルにできない。
あ~ぁ、疲れる!
と、自分でも思うことが(笑)

「考えない」ことが練習でできるの?
なんて気力的な!!
思わず手に取った本です。

が…
”考えない”ためには五感をとぎすませなければならず…
”考えない”ために、”考えなければならない”?

思っていたのと違う(勝手なこと言ってごめんなさい!)
正直な感想です。



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by azu-azumy | 2017-10-30 17:51 | 読書 | Trackback | Comments(2)

本・本・本!

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大阪に一時帰国中。
本屋さんに行ってきました~!

梅田で紀伊国屋さんに2回。
新大阪の本屋さんに2回。
もう、幸せ~♪

それでも、他の買い物の合間なので、たっぷり時間はとれなかったけど…

いつもはインターネットで購入した本を持ち帰ります。
読みたい本ではあるのですが、やっぱり楽しみは半減。

平台や棚をじっくり見て、本を選ぶ!
なんて楽しいんでしょ~♪

今回は何の下調べもなく、本屋さんへ行きました。
まずは平台から。

さっそく見つけたのが、大好きな原田マハさんの【あなたは、誰かの大切な人】
この本は知っていましたし、読みたいと思っていたので、即購入。

次に見つけたのが【東京すみっこごはん】シリーズの第2弾、第3弾。
第1弾の【東京すみっこごはん】は☆5つをつけたお気に入り。
第2弾を読みたい!と思っていたら、第3弾まで発刊されていました。
というわけで、第2弾、第3弾を購入。

平台にあった【金曜日の本屋さん 秋とポタージュ】
金曜日の本屋さん?
そのタイトルに惹かれ、手に取りました。
そしたらこの本、シリーズ化されていて、これは第3弾。
少し読んでみると、私好み。
これはもう第1弾から読まなければ!と棚を探してみたら、1冊だけありました!
というわけで、第1弾の【金曜日の本屋さん】を購入。

加納朋子さんも好きな作家さん。
新刊の【ささらさや】
帯に書かれた”亡き夫がゴーストとなって事件を解決!?”が気になって手に取りました。

はらだみずきさんの本はまだ2冊しか読んだことがありません。
装丁がとてもきれいで、なんだかホッとしそうな予感があり、購入。

帯に『エキナカ書店大賞1位』と書かれた本。
まったく知らなかったし、作家の阿川大樹さんも知らない(ごめんなさい!)
【終電の神様】なんて良い感じのタイトルじゃないですか?
これは読んでみたい!

合計7冊の文庫本を買ってきました。
【金曜日の本屋さん】と【終電の神様】は本屋さんに足を運ばなければ出会わなかったかも。

もっともっと買いたい本はあったけれど、本は重い!
残念!

読みたい本が手元にあると、テンションがあがります!!
読むのが楽しみです。



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by azu-azumy | 2017-10-28 13:28 | 読書 | Trackback | Comments(2)
あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇 (時代小説文庫)



あきない世傳金と銀、第4巻。
ようやく手に入れました!
そして、ゆっくりじっくり味わいながら読みました。

第3巻のラストでどうなることか?!
と、気をもんでいたのですが…
予想だにしない展開に、「えっ!!!」と声を出してしまいました。

”ネタばれ”ですので、これから読もうと思っている方はご注意を!

天満の五鈴屋へ女衆として奉公に上がり、4代目徳兵衛の後添えになった幸。
4代目徳兵衛は3兄弟の長男ですが、読んでいて腹立たしくなるほどの放蕩息子。
その4代目徳兵衛が不慮の事故で亡くなります。
事故の原因も自業自得というか…

そして、5代目徳兵衛となったのが弟の惣次。
3兄弟の次男。
5代目徳兵衛は幸の商才を認め、幸を娶ることを条件に5代目に。
この惣次、商売熱心で、商売人としては4代目とは比べ物にならない。
幸の商才を認めていたので、幸と二人三脚でやっていくかと思いきや…
商売が上手くいき始めると、手柄は自分ひとりの裁量と勘違いし始める。
”情”というものが全くなく、儲けることしか考えない。
その結果…
自分で自分の首を絞める状況を招いてしまう。

そんな状況を作ったのは4代目自身なのに、あろうことか、お金をもって逃げ出した。
後に残された幸と五鈴屋。

どうする幸????
どうなる五鈴屋~~~~!!!!

と、思っていたら、3兄弟の末っ子、智蔵が6代目徳兵衛に。
そして、そして、幸がその嫁に!

3兄弟の長男、次男、三男と三人の嫁になった幸。
でも、第1巻で智蔵は幸と夫婦になることを望んでいたのだし。
そして、なんといっても人としての優しさを持っている智蔵。
自分を人形に、そして幸を人形遣いに例え、幸が思う存分あきないに力を注げるように尽力する姿。
”智ぼん、よう言いはった!”
”智ぼん、ようやらはった!”
と拍手喝采!!

次から次へと窮地に追い込まれ、やっと商いが軌道に乗ったら、またまた問題が!

第5巻は来年の春ごろ発刊でしょうが、今から待ち遠しい!!!





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by azu-azumy | 2017-09-12 19:07 | 読書 | Trackback | Comments(4)

2017年8月に読んだ本

8月も今日で終わりですね。
9月になれば日本は少しずつ秋に近づいていくのでしょうが…
8月が終わっても雨季のバンコクはまったく変わりません。

ブログ更新も滞りがちの日々。
いつも通りのバンコク暮らしが続いています。

月末ですので、今月の読書のまとめ。
8月に読んだ本は6冊。
あまりペースがあがりませんでした。反省!

まずはラインナップ。



azumyの本棚 - 2017年08月 (6作品)
恋のゴンドラ
恋のゴンドラ
東野圭吾
読了日:08月08日
評価4

月光 (中公文庫)
月光 (中公文庫)
誉田哲也
読了日:08月13日
評価3

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☆☆☆☆☆5つをつけたのは1冊。

【あきない世傳 金と銀 <3> 奔流編】 高田郁著




☆☆☆☆4つをつけたのは3冊。

【恋のゴンドラ】 東野圭吾著
東野圭吾さんの本は78冊目。
ですが、前作『ラプラスの魔女』を読んでから約1年ぶりでした。

東野さんの濃厚な作品ではなく、さらさらと読めるラブコメ(?)
スキー場を舞台に繰り広げられる恋模様が可笑しくて。
気が付けば一気読みでした。

【書店ガール6】 碧野圭著


【7月24日通り】 吉田修一著

自分の住む街をリスボンに置き換え、一人で楽しんでいる主人公の本田小百合。
自分のことを平凡でいけてない女と思っている。
小百合には高校時代から憧れていた聡史という陸上部の先輩がいる。
聡史には誰もがお似合いと認める彼女がいた。
しかし、二人は大学入学を機に分かれていた。
同窓会で再会した小百合と聡史。

一方で、リスボンに置き換えた街で出会った名前も知らない画家(警備員をしている)に興味をもつ小百合。

解説では小百合のことを「破れ鍋に綴じ蓋」の”割れ鍋気質”と書いている。
う~~ん、言いえて妙だ。
この本の中で、小百合はまさに「破れ鍋に綴じ蓋」というか、似た者同士でいることが一番と思っているところがある。
本当は憧れている聡史に振り向いてほしいのだが…

小百合には自慢の弟がいる。
誰もが認めるイケメン。
その弟の彼女が小百合には気に入らない。
その理由は、自分を重ねてしまうような地味な容姿だから。

弟の彼女が自分の性格を分析し、10個あげていくのだが…
あぁ、そういうこと…、と思わせてくれる伏線が。

ラストの小百合の決断。
あら、その決断をしたのね!と思ったけれど、その道を選ばなければ、小百合は前へ進めないだろうな、と納得。

吉田さんの作品は6作品目。
これまで読んだ5作品のうち、3作品が映画化されている。
そして、この「7月24日通り」も。
読み始めてすぐ、映画ではこの街はどんなふうに描かれているのかなぁと想像を巡らせた。

☆☆☆3つをつけたのは2冊。

【月光】 誉田哲也著

解説にもありましたが、この本の評価は読者の性別、年齢等々、大きく分かれると思います。

誉田さんの作品は、私も好きな「姫川シリーズ」をはじめ、性描写、暴力描写がリアルすぎてちょっと…、と思う部分が…
この作品も性描写の部分は飛ばして読みたくなったりもするのですが、それでも途中で読むのを止めようとは思わなかった。

高校生だった姉の事故死を不審に思い、姉と同じ高校に入学してまで、その真相を突き止めようとする結花。
その選択は正しかったのか…
知らなくても良い真実。
知らないほうが良い真実。
それを知ってしまったら…

【佳代のキッチン】 原宏一著

初めましての作家さん。

ワンボックスカーを改造した調理車。
『いかようにも調理します』
食材を持ち込んでもらい、お客の希望通りの料理を一品500円で提供する。
これで商売になるのか?と思うような商売を続ける佳代。
ワンボックスカーで全国を巡る。
その理由は…

佳代が中学3年生のとき、両親が突然姿を消した。
弟の和馬と二人だけで生きていかねばならなかった。
自分は高校進学をあきらめ、給食センターの仕事につき、和馬を大学まで進学させた。
和馬の卒業後、500万円を貯めた佳代はワンボックスカーを改造した”移動調理屋”、『佳代のキッチン』を始める。
その目的は、日本全国どこへでも両親を探しに行くため。

新聞社に勤めた和馬が情報を集め、佳代がワンボックスカーで両親探しの旅へ。
その土地土地で、佳代の料理は力を発揮する。
佳代の人柄が人々との絆を作り、両親に一歩ずつ近づいていく。

両親が15年前にいなくなった理由は…
佳代たちの両親のその後は…
佳代と和馬は両親に再会できるのか…

佳代の両親が姉弟を置いて、いなくなった理由がなんというのか…
まったく共感できないというか…

でも、佳代の作る料理はあったかくて、魅力的。
第2弾も既刊なので、ぜひ読んでみたい!



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by azu-azumy | 2017-08-31 19:55 | 読書 | Trackback | Comments(0)
あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇 (時代小説文庫)



先日、紀伊国屋さんで手に入れた【あきない世傳金と銀<3> 奔流編】

読み終えてしまった~~~~!!!
読み終えてしまいたくないけれど、ページを繰る手が止まらなくて…
はぁ…

摂津国・武庫郡津門村出身の幸。
子供のころから学びたいという気持ちが人一倍強かったが〈女子〉を理由にその機会に恵まれなかった。
幸9歳の時、学者だった父と兄を相次いで亡くす。
津門村に母と妹の結を残し、幸はひとり大阪、天満の五鈴屋へ女衆として奉公に行くこととなる。
番頭の治兵衛は幸の天賦の才に気付く。
父から〈商は許(いつわり)〉と教えられていた幸は、五鈴屋で番頭の治兵衛から商のいろはを教わることになった。

幸が奉公する五鈴屋の台所事情は火の車。
商い戦国時代と言われる物が売れない時代ではあったが、五鈴屋をさらに窮地に追い込んでいたのが、四代目当主の徳兵衛。
放蕩三昧の徳兵衛。
五鈴屋存続の危機を救うため、番頭の治兵衛は幸を徳兵衛の後添いにしようと考える。
しかし、女衆がご遼さんになるのは簡単ではなく、数々の困難を乗り越え、ようやく後添いになったのだが…

四代目徳兵衛は、本当にどうしようもない人で、いくら聡い幸とは言え、あまりにもひどい結婚で…
これから五鈴屋は、幸はどうなるのか…と、案じていたら、その徳兵衛が亡くなる。

四代目徳兵衛の後を継ぎ、五代目徳兵衛となったのが弟の惣次。
幸の商売の才能を認めていた惣次は幸を嫁にすることを条件とした。

奉公人には厳しすぎるが、商いには真面目で、何よりも幸を思う惣次の嫁になった幸。
これから二人で困難を乗り越え、五鈴屋を盛り立てていくのかと思ってたら…

え”====!!!!
こんな展開になるの~~~~!!!!
幸はどうなるのよぉ~~~!!!!

第三巻はここまで!

あ~、もう続きが読みたい!!!

第四巻の発売はいつだろう?
半年ペースでの発刊のはずだから、もうそろそろ?と思い調べてみたら、8月9日発売でした。
嬉しい~♪



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by azu-azumy | 2017-08-02 06:00 | 読書 | Trackback | Comments(4)

2017年7月に読んだ本

もう8月。
1か月の早いこと、早いこと…

7月の読書memoです。
7月に読んだ本は8冊。
ようやくペースが戻ってきたかな?
まずはラインナップ。


azumyの本棚 - 2017年07月 (8作品)
望み
望み
雫井脩介
読了日:07月06日
評価4

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今月もやります、azumyの身勝手評価。
☆☆☆☆4つをつけたのは4冊。

【任侠病院】 今野敏著
「任侠書房」・「任侠学園」に続く、任侠シリーズ第三弾。
正統派ヤクザ(?)の阿岐本組。
所帯は小さいけれど、地元の皆さんのため日夜、努めている。
ここに描かれる”ヤクザ”は憎めない存在。
組長の阿岐本、代貸の日村、組員たち。
みんなキャラクターが良いですね~!

潰れそうな病院の正しい立て直し方。
それを見たようで、面白かった。

【望み】 雫井脩介
石川一登は建築デザインの仕事をしている。
妻、貴代美は自宅で校正の仕事を。
長男の規士(ただし)は高校生。
妹の雅は中学生。
ごく平凡な4人の家族。

外泊をするようになった規士を気にかけていた一登と貴代美。
そんな矢先、事件は起きる。
石川家の近所で高校生が遺体で発見される。
その場から立ち去った2人の若者。
規士は外泊をしたまま帰らない。

警察から規士が事件に関わっているようだと知らされた一登と貴代美。
規士は加害者か?、それとも被害者か?
自分たちは加害者家族か?、被害者家族か?

事件の全容がわかるまで、真実がわかるまで、家族が望むものは…
息子の無実?
被害者であってくれること?
加害者であっても生きていてくれること?

思いテーマでした。

ネット社会の今、否が応でも触れてしまう情報がある。
その正確さは二の次で、人々の興味を引くものはあっという間に拡散される。
そして、拡散された情報が、まことしやかにささやかれ始め、いつのまにやら真実のように語られる。

私自身、情報に振り回されない!という自信がない…
恐ろしい…

【蟻の菜園 -アントガーデンー】 柚月裕子著
『最後の証人』・『検事の本懐』の佐方貞人シリーズで柚月さが好きに。
『あしたの君へ』では家裁調査官補の活躍がさわやかで、ますます柚月ファンに。
その次に読んだ『孤狼の血』は警察小説で私にはハードすぎ…

『蟻の菜園 -アントガーデンー」
「連続婚活不審死事件」がテーマ。
読み始めた時には、以前、実際にあった事件を思い出したりしたのだが…

「連続婚活不審死事件」の容疑者として逮捕された円藤冬香。
しかし、彼女には完璧なアリバイがある。
フリーライターの今林由美は、事件を追う。
調べていくうち、しっくりいかない何かが彼女のアンテナにひっかかり…
この事件にはそんな背景があったのか…

柚月さんのミステリーは面白い!
未読の『検事の死命』も早く読みたい!

【アノニマス・コール】 薬丸岳著
元警察官・朝倉真志。
3年前に退職し、同時に家族も捨てた。
離婚以来、連絡を取っていたなった真志の携帯に、娘の梓かと思われる電話。
梓が誘拐され、元妻・奈緒美に身代金要求の電話。

警察を信じていない朝倉。
朝倉を信じていない奈緒美。
そんなふたりの願いは梓の無事。

犯人は誰なのか?
本当の狙いは…

薬丸さんの本はやっぱり面白い。

☆☆☆3つをつけたのは4冊。

【コーヒーが冷めないうちに】 川口利和著
ずーっと読みたいと恋い焦がれていた本です。
なかなか手にする機会がなかったのですが、日本人会の図書館で借りることができました。

不思議な都市伝説のある喫茶店「フニクリフニクラ」
この喫茶店の”ある”席に座ると、望んだとおりの時間に移動できるという。
そんな魅力的なことができるなら、この喫茶店は人気店でいつも長蛇の列では?
ところが、そうではなく…
それというのも、数々の面倒くさい条件をクリアしなければならないから。
そして、その時間に移動できるのは”コーヒーが冷めるまでの間”だけ。

そんな面倒くさいルールを乗り越えて起こった小さな奇跡は4つ。
一つ目は「恋人」
結婚を考えていた彼と別れた彼女の奇跡。
二つ目は「夫婦」
記憶をなくしていく夫を支える看護師の妻の奇跡。
三つめは「姉妹」
家でした姉が妹の本音を知る奇跡。
四つ目は「親子」
妊婦であるフニクリフニクラのマスターの妻の奇跡。

でも、本当は5つの奇跡なんですよねぇ~!
最後にわかるのですが…

【四月になれば彼女は】 川村元気著
精神科医、藤代は同棲中の弥生との結婚を目前に控えていた。
四月。
藤代のもとに大学時代の恋人ハルから9年ぶりに突然手紙が届く。
なぜ、ハルは手紙を送ってきたのか…
弥生との関係は…

なんだろうなぁ…
いまいちストーリーにのめり込めない。

【ホテルピーベリー】 近藤史惠著
近藤史恵さんも大好きな作家さんのひとり。
この本で26冊目になる。
作家さんを好きになる理由は様々。
近藤さんの場合は、その文章。
近藤さんの書かれる文章は美しい。
そして、すんなりと心に入り込んでくる。
この本もそうだった。

ハワイ島にあるホテル・ピーベリー・
日本人夫婦が経営する長期滞在型ホテル。
部屋数は6室。
宿泊できるのは一度きり、期間は3か月、リピーターお断り。

木崎淳平は元小学校教師。
仕事を辞め、長い休みを持て余したとき、友人にホテル・ピーベリーへの滞在を勧められる。
木崎がピーベリーに落ち着いたころ、事件は起きる。
木崎が”元”教師になったわけ…
事件の真相…

さらさらと読み切ってしまったミステリー。

【真実の10メートル手前】 米澤穂信著
米澤さんの本は『満願』に次いで2冊目。

ジャーナリスト太刀洗真智が事件を追う短編集。
表題作『真実の10メートル手前』のみ東洋新聞所属だが、後の5編ではフリーになっている。
フリージャーナリストとしてとしての独自の視点が面白い。

さて、来月もこのペースで読めるかな…


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by azu-azumy | 2017-08-01 06:00 | 読書 | Trackback | Comments(2)

2017年6月に読んだ本

2017年7月に読んだ本は3冊。
す、少なすぎ…

ラインナップ(というほどでもないですね…)はこちら↓

azumyの本棚 - 2017年06月 (3作品)
ラストナイト
ラストナイト
薬丸岳
読了日:06月14日
評価4

下衆の極み
下衆の極み
林真理子
読了日:06月20日
評価3

鏡の花
鏡の花
道尾秀介
読了日:06月29日
評価2

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azumyの身勝手評価。
☆☆☆4つをつけたのは1冊。
【ラストナイト】 薬丸岳著
居酒屋「菊屋」を営む菊池のもとに、古くからの友人片桐が突然あらわれた。
片桐は32年間、妻子と別れ、繰り返し罪を犯し、刑務所を出たり入ったり。
その風貌は異様。
顔中に入れ墨、左手は義手。
片桐が店を訪ねてくるとを常連客は嫌っているが、菊池には拒まない。
片桐と菊池の関係は…
片桐はなぜ顔中に入れ墨をいれたのか…
刑務所を出入りするわけとは…
切ないラスト。

薬丸さんのミステリーは面白い。

☆☆☆3つをつけたのは1冊。
【下衆の極み】 林真理子著
何かとお騒がせの「センテンススプリング」に連載されたエッセイ。
そのタイトルからもわかるように、センテンススプリングで世間を賑わしたことに関するエッセイが多数。
面白いかと言われれば面白いけれど…
センテンススプリングありきのところが、いまいち好きにはなれず…
林氏曰く、”センテンススプリングに狙われない方法はセンテンススプリングに連載を持っていること”
納得!!

☆☆2つをつけたのは1冊。
【鏡の花】 道尾秀介著
不思議な物語です。
そのタイトル通り、6編の短編が”鏡”に映されたがごとく、綴られています。
でも、いまいち入り込めなかった。


7月はもうすこし読書タイムが増えています。



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by azu-azumy | 2017-07-27 06:00 | 読書 | Trackback | Comments(0)

2017年5月に読んだ本

2017年5月に読んだ本は、なんと1冊だけでした。

【あきない世傳 金と銀(2) 早瀬篇】 高田郁著
☆☆☆☆☆5つです。



あきない世傳金と銀〈2〉早瀬篇 (ハルキ文庫)


高田郁さんとの出会いは2013年のこと。
去年亡くなった親友のYちゃんが「高田郁さんの『みをつくし料理帳』めちゃくちゃ良いよ!』と勧めてくれたのがきっかけでした。
『みをつくし料理帳』シリーズにどっぷりはまり、高田郁さんの大ファンになりました。

『みをつくし料理帖シリーズ』全10巻に始まって、時代小説の『銀二貫』、『出世花』、『蓮花の契り』、『あい 永遠にあり』
唯一時代小説ではない『ふるさと銀河線 軌道春秋』
そして、エッセイの『晴れ時々涙雨 高田郁のできるまで』
高田さんの既刊の本はすべて読んでいます。

エッセイの『晴れ時々涙雨 高田郁のできるまで』を読んでからは髙田さんの優しさだけでなくその強さに感動し、大好きな作家さんになりました。

髙田さんの新シリーズ【あきない世傳】
2016年2月からシリーズスタート。
『みをつくし料理帖』同様、年に2冊のペース、すでに3冊が発刊されています。

5月に読んだのは第2弾の【早瀬篇】
発刊されてすぐに購入しました。

実は母も高田郁さんのファンでした。
3年前に膝の手術で入院した時、『みをつくし料理帖シリーズ』を勧めたのがきっかけ。
母も読書好きでしたので、すっかりはまっていました。

この本は買ってすぐに母の病室へ持って行きました。
入院当初は気分が良ければ本を読んでいた母でしたが、このころは本を読む姿を見ることが極端に少なくなり…
結局、この本を読んだのかどうかはわからないまま。
そんな本でしたので、なかなか手が出ず、5月にバンコクに戻る飛行機の中で読みました。

摂津国・武庫郡津門村出身の主人公、幸。
学者の父、兄を亡くし、大坂天満の呉服商「五鈴屋」に女衆として奉公する。
番頭の治兵衛にその才を見出され、店主徳兵衛の後添いとなるが…
物が売れない時代に「五鈴屋」の存続のために生きる幸。
その運命は…

第三弾が読みたい!

が~、バンコクの紀伊国屋では完売。
最近、古本屋さんは本、特に新刊の流通が悪いように感じます。
夫の日本出張までがまんだ~(笑)



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by azu-azumy | 2017-07-26 00:01 | 読書 | Trackback | Comments(2)

2017年4月に読んだ本

2017年4月に読んだ本は4冊。



azumyの本棚 - 2017年04月 (4作品)
天才
天才
石原慎太郎
読了日:04月18日
評価2

血縁
血縁
長岡弘樹
読了日:04月21日
評価3

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azumyの身勝手評価。
☆☆☆☆4つをつけたのは2冊。

【任侠学園】 今野敏著
任侠シリーズ第2弾。
任侠団体、阿岐本組が今度は学校に手を出した!
はい、もちろん”しのぎ”ではなく経営に。
潰れそうな私立高校を見事によみがえらせた!
痛快!
このシリーズ、やっぱり面白いです。

【ヒカルの卵】 森沢明夫著
この本でまだ5冊目ですが、森沢さんも大好きな作家さんのひとり。
初めて読んだ本が『虹の岬の喫茶店』

この本は元気になれる、元気にしてくれる本です。
心に沁みるフレーズがたくさん。

その一部を。

「人間の心ってな、絶対に傷つかねえんだってさ」
「自分では傷ついたと思っても、それはただ磨かれてるだけなんだって」
「人生いろいろって言ったけどもよ、そのいろいろってのは全部ヤスリなんだ。ヤスリってよ、ザラザラしてっから、心をこすられると痛てえべ?でもよ、それをぐっと我慢して、痛みを乗り越えれば、ヤスリで磨かれた心は、前よりもピッカピカになって、珠みてえに光り輝くんだって」(143ページ)

「失敗ってのはね、道なかばであきらめた瞬間に、本当の失敗になっちゃうもんだべ。成功するまであきらめなかったら、失敗は失敗でなくて、成功への階段になんだから。父ちゃんだって、何度も、何度も、ヘマをくり返して、なんとかギリギリこの養鶏場を作ったんだからね」(146ページ)

「まだ起きてもいねえ未来のことを不安がって、せっかくの今を暗い気分で過ごしてもしょうがねっぺ?」
「過去のことだっておんなじだよ。過ぎたこをを思い煩って、今を不幸せに過ごしても、損なだけだべ?」
「いいかい、二郎。人間ってのはね、過去も未来も生きらんねえの。生きられるんのは、一瞬のいまだけ。だから、いまこの瞬間を感謝の気持ちでいきて、それを、ひたすらずっと続けていくだけ。だって、それが幸せな人生を送ることなんだから」(265ページ)


☆☆☆3つをつけたのは1冊。

【血縁】 長岡弘樹著
長岡さんの本は4冊目。
短編集で読みやすかった。

☆☆2つをつけたのは1冊。

【天才】 石原慎太郎著
田中角栄さんのファン(?)だった母。
病床でこの本を読んでいました。
その本を私も読んだのですが…
田中角栄さんは魅力的な政治家だと思う。
石原さんが書いたこの文章がどうも好みではなく、☆☆2つに。


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by azu-azumy | 2017-07-10 00:01 | 読書 | Trackback | Comments(0)

“微笑みの国”での暮らしと大好きな“カービング”や“読書”のことを         


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