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エミリの小さな包丁

月曜日に大阪で地震があった午前8時前。
日本とタイは2時間の時差があるので、バンコクでは午前6時前。
出勤前の夫と朝食を取りながらテレビでNHKを見ていました。

地震速報。
地震があったのは大阪。
心臓がバクバク…
しばらくテレビの前を離れられませんでした。

実家や親類、友人の多くが大阪北部在住。
幸い、大きな被害もなく、ほっと一安心。

普段、何不自由ない海外生活を送っていますが
こんな時にいつも思います。
バンコクと日本は遠い。
そして、遠いが故に気持ちもざわつきます。
今は、SNSという便利なものがあるけれど…
やっぱり遠いのです…

今週はあまり出歩く気にもなれず、自宅で静かに過ごしました。
そんな時は、やっぱり読書が落ち着きます。



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森沢明夫さんの【エミリの小さな包丁】を読みました。
森沢さんの本は6冊目。
心に沁みる本ばかりで、すべて☆4つ以上。


東京で一人暮らしをしていたエミリ。
両親は離婚。
父は新しい家庭を築き疎遠に。
母の生き方を嫌い、母のもとを離れ、兄はアメリカ在住。
恋人、仕事、家、すべてを無くしたエミリが頼ったのは長年音信不通だった祖父。
わけも聞かず、エミリを受け入れてくれた祖父。
祖父が作る料理に癒されていくエミリ。

【エミリの小さな包丁】もとても良い本でした。
ちょっと気持ちも沈みがちだったので、元気をもらえました。

心に響く言葉たち。

流れ星に「幸せになれますように」と祈ったエミリにおじいちゃんが言った言葉。

幸せになることより、満足することの方が大事だよ

人はどんどん欲張りになる。
もっと、もっと、と。
だけど、違うのよね。
ちょうどよい按配で”満足する”ことが大事なのよね…


エミリが何もかも無くしたわけを知られてしまったとき。
心平さんがエミリに言った言葉。

あるとき、ふと思ったわけ。過去の失敗に学ばない人間は阿呆だけど、過去の失敗に呪縛されたまま生きている人間はもっと阿呆だよなって。だってさ、もったいないじゃん

これは…
ハートの真ん中にズキューーーン!
ついつい過去の失敗に囚われてしまう私。
こんなふうに考えたい!


おじいちゃんがエミリに、おじいちゃんが暮らす町”龍浦”の言われを教えてくれたときの言葉。

日本人は、人間についても外見を「表」とし、内面(つまり心)を「うら」とした。その証拠に、現代の日本語にも「うら」がつく単語が多く残されていて、それぞれの「うら」を「心」に置き換えても意味が通じるのだという。
例えば、「うらやましい」は「心がやましい」状態を言い表しているし、「恨めしい」は「心が女々しい」ことを言う。「裏切る」は、相手とつながっていた「心を切る」ことで、「うら寂しい」は「心が寂しい」ことであり、そして「裏読み」は、本当の「心を読む」ことを言う。

心が美しく保たれていることー。日本人ってのは、昔から、その状態がいちばん自然で、気分がいい状態だと考えていたんじゃないかな。

生きていくには、いい気分でいることが大事!
そう、そのために心をきれいにしておくことが必要なのですよね!

これ以外にも心に響く言葉がたくさん。
胸いっぱい。
いい気分になれる本でした。

森沢さんの作品は「虹の岬の喫茶店」や「あなたへ」等、映画化されていますよね。
この本もいつかきっと映画化されるのではないかと思っています。

私がキャスティングするなら、おじいちゃん役は田中泯さんがいいなぁ~!
エミリは…
広瀬すずさんはちょっと違う…
高畑充希さんもちょっと違う…
しいて言えば、本田翼さん…?
最近の若い女優さんをあまり知らなくて…

深津絵里さんの若いころみたいな女優さんがいいなぁ~
って、今なら誰かしら…?



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Commented by yunko_life at 2018-06-22 19:40
こんにちは。
東北の震災があった時、やはり
わたしも日本にいなかったので
その時のことは鮮明に覚えています。
妙に胸がざわざわして。
ご家族の皆さんは、いかがでしたか?
うちは、夫の従兄弟や親戚が箕面市や吹田市に
居ますが、幸い無事です。
関西の友だちも元気にしていますが
怖かったと言われた時に、エールしか送れないのが
申し訳なく感じてしまいます。
友だちには、この機会に自分のうちの防災を
見直してねと逆に励まされ?ました。
遠くからですが、見守りつつ、自分も顧みたいと思います。
Commented by pintaro23 at 2018-06-24 05:42
おはようございます。
今回の大地震、そちらでも報道されているのですね。
私はまさに震源地のある市に住んでおり震度6弱、独身時代は神戸に住んでいて阪神大震災で震度7を経験しました。
震度6と7では全く違い、今回は食器棚の扉が開き食器がかなりアウトになりましたが、阪神の時のことを思えば被害も軽くで済みました。
こんなことで耐性を強めたくはないのですが、「経験って凄いなぁ」と思えるのです。
明るい時間帯にあったのも不安を少なくする要因の一つかもしれません。
未だガスが復旧していない所もあります。

タイは地震が無い国なのでしょうか?
火山帯が無いのかな?
地震列島の日本は、近年火山の噴火もあり活動期に入って、どこが揺れてもおかしくない状況です。

キャスティングって難しいですよね~
小説からイメージする配役となんか違うキャストってありますね。
逆にハマリ役という場合もありますね。
Sabio



Commented by 01914383i53678 at 2018-06-24 14:06
大阪の地震、びっくりしました。
日本から離れていて、さぞかし心配されたことでしょうね。
azumyさんのご家族やご親類が、大きな被害がなかったようで、良かったです。

森沢さんのこの本、図書館で借りて読みました。
森沢さんの本は、本当に読後感がほっこりしますね。
好きな作家さんです。
Commented by azu-azumy at 2018-06-25 11:13
*yunkoさん
おはようございます♪
お返事が遅くなってしまってごめんなさい。

yunkoさんも東日本大震災の時には
日本にいらっしゃらなかったのですね。
私もです。
私は阪神大震災の時にも大阪にはいませんでした。
関東地方にいたのですが、丸2日連絡が取れず
本当に心配しました。
今回ははSNSのおかげで、すぐに連絡が取れました。
ありがとうございます!(^^)!
おかげさまで、家族や友人も皆無事でした。
yunkoさんのご親戚も皆様、ご無事とのことで安堵しました。

私も日本に帰ったら、防災の事、ちゃんと考えなければと
つくづく思い知らされました。

Commented by tositoako at 2018-06-25 11:21
こんにちは。

本当に地震は心配されたでしょうね。
心臓バクバク・・・わかります。
熊本地震の一回目が人吉に居ましたから子供や孫達の事が心配で心配で。
でも私の場合はすぐに飛んでいけますからね。
直ぐに行けないもどかしさも加わり心配だったでしょうね。
今は何処で起こってもおかしくない、本当に恐いですね。
起きたときに如何するべきかを頭にいれておきたいとおもいます。

この本、本当に素敵ですね。
頷かせられる事ばかりです。
Commented by azu-azumy at 2018-06-25 11:25

*Sabioさん
おはようございます♪
お返事が遅くなってしまってごめんなさい。

Sabioさんのお宅は、被害を受けられたのですね…
今頃なのですが…
お見舞い申し上げます。
私は親類が高槻、茨木に多くいますので心配しました。
おかげさまでライフラインはどこも問題なかったようですが
茨木の叔父の家では瓦が落ち、家具が倒れたようです。
幸い怪我がなかったのが何よりです。

Sabioさんは阪神大震災もご経験されたのですね。
私はその時も大阪に居なかったので
家族と丸2日連絡が取れず、本当に心配しました。

タイはほとんど地震がありません。
最近は高層の建物が乱立していますが
免震対策などはしていないと思います。
なので、もし地震が来たら…
そう思うととても怖いです。

キャスティングって本当に難しいですよね~
ちょっとイメージと違うぞ…
と思うときもあれば、ぴったり!と思うときも(^^♪
Commented by azu-azumy at 2018-06-25 11:27
*ちいさん
おはようございます♪
ありがとうございます!
家族・親類・友人に大きな被害がなく
安堵しました。

森沢さんのこの本、読まれたのですね!
森沢さんの本は私も大好きです。
まだまだ未読の物が多いですが~(^_^;)
Commented by azu-azumy at 2018-06-25 13:50
*あきコロさん
こんにちは♪

何の根拠もないのに、大阪で地震が起こるとは思ってもいませんでした。
猛省です!
あきコロさんも熊本地震では、ご心配だったでしょうね…
家族と離れて暮らしていると、本当に心配ですよね。

バンコクは地震のない国。
と言っても、これまで大きな地震がなかったと言うだけのことです。
ちゃんと備えなければなりませんよね!
改めて思いました。

森沢さんの本は素敵な本が多く、心に響きます♡
by azu-azumy | 2018-06-22 19:32 | 読書 | Trackback | Comments(8)

“微笑みの国”での暮らしと大好きな“カービング”や“読書”のことを         


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